「バイトを辞めたいんだけどいつまでに伝えればいいか分からない」
そんな悩みを持っていて、なかなか伝えられないという人は案外多いのではないでしょうか。
悩んでいる人の多くは「お店が大変な時だし、自分がいなくなるとお店が大変になるかもしれない」といったような状況でなかなか言い出しづらい…ということが多いように感じます。
今回は一般的な話も含め、特に飲食業ではどのような流れにした方がいいのかを説明したいと思います。

退職意思を伝える

法律的には2週間前には申請をしなくてはいけないことになっています。ただ、一般的には1ヶ月位前に言う(そのように規定にあるなど)ことが多いです。
少なくともこれらの範囲に沿っていれば大きな問題になるということはないでしょう。

もっとも悪いのは「無断欠勤」からの退職、いわゆる「バックレ」ですね。
どんな職場であれ、社会人(アルバイトであっても)としてはもっともやってはいけない行為であり、やった方もやられた方(お店側)も後味の悪い終わり方になるので絶対にやめましょう。

どうせだったら「今までありがとう」と感謝されながら辞めたいじゃないですか。

飲食業の場合

前述の通り、1ヶ月前には言うのが一般的ですが、飲食業の場合は「シフトが空いてしまう」という非常に深刻な、かつ現実的な問題があります。
ですので自分が辞める時期が確定したらすぐに伝えた方がいいでしょう。

例えば半年前にもう辞めることが決まっているのであれば、その時点で伝えるべきです。
そうするとお店側としては半年後のシフトを見据えて人員の採用から育成をすることができます。
これが1ヶ月前に伝えられるとなると、そこから採用を掛けなくてはいけないのであなたが辞めるまでに人員を探すことすら難しくなってくるのです。

自分の中で決まっている期日があるのであればそれをすぐに伝えること。
気まずくて言い出しづらいというのもあるかと思いますが、辞める直前に言われる方がお店側としては頭を痛めてしまうので早め早めの行動にしましょう。

辞める理由は?

辞める理由として主婦の方であれば夫の転勤で引っ越し、学生の人であれば学校の卒業、その他体調不良、出産など色々な理由があるかと思います。
理由が明確にあるようであればそれをそのまま率直に伝えると良いのかなと思います。

もし特に明確な理由がなく「職場環境に耐えられない」ということであれば、それをそのまま伝えるか、あるいは何かしらの理由をつけると良いでしょう。
ただ、後々に嘘と分かるようなことはやめておきましょう。嘘だとわかった時の気まずさもあるので…

 
退職の意志を伝えるタイミングは以上となります。
いろいろな理由があって辞めるのだと思いますが、後腐れなく退職し、新たな環境に向けて頑張りましょう。