転職活動をする際に、活動を有利にするために「資格」を取得しようとする人が多くいます。
特に異業種から転職するとなるとちょっとでも有利になる要素が欲しくて取得を考えますよね。

今回は他の業種から飲食業界に転職する際に有利な資格はあるのかという疑問について、私の体験から回答します。

飲食業界も幅広いので一概には言えない

今回は「飲食業界で有利な資格は?」という話です。ただ「飲食業界」と一括りにいってもかなりの業態があるので一概には答えづらいというのが正直なところです。
例えば料亭もスターバックスも「飲食業界」という括りですが、スターバックスで働くのに「ふぐ調理師」の免許は要らないですよね。

まず自分が勤める先のジャンルをきちんと把握しましょう。
資格が必須な場合は、求人票などに掲載されているのでそこを参考にすると良いでしょう。

私が勤めていたチェーンの話

「その飲食のジャンル次第」としてしまうとそこで話が終わってしまうので(笑)、私が某飲食チェーンで働いていた時の話をします。

正直なところ、新卒入社の時も特に資格もなく(一応英検3級はありましたが…)入社することができたので、チェーン店については特別な指定がない限り、資格は必要ないのではないかと思います。

おそらく私がその時に採用された理由も資格云々ではなく、飲食のアルバイトをやっていてそこでバイトリーダーをやっていたからです。
どちらかと言うと資格よりもマネジメント経験や数値管理などの汎用性のある能力が問われると言えるでしょう。

私の場合は全く異業態の入社でしたが面接の時に「アルバイトのマネジメントをやっていた」ことをアピールしました。

店長になったら取得した資格

入社の際は特に何も必要なかったのですが、店長に昇格する際に取得しなくてはいけなかった資格が2つあります。
一つは「食品衛生責任者」の資格。店舗の衛生管理をするための資格です。
研修は一日どこかの施設で講習を受けて修了という簡素なものでした。食品を扱うのでその管理関連の研修です。

もう一つが「防火管理者」の資格。
火災の起こった際にお客様や従業員の安全を確保するためにある資格です。
こちらも研修を受けてすぐに取得しました。

店長は店舗の最終責任者となるので必ずどちらも取得しなくてはなりません。

事前にとっておくと便利といえば便利ですが、おそらくちゃんした会社であれば別途研修向けの時間を取ってくれるはずなので事前に取っておくようなものでもないのかなと感じます。少なくとも面接のアピールポイントにはなりません…

必須のもの以外は資格なんて面接官を唸らせるようなものはそこまでないので、転職で飲食業に入る方は「それまでの仕事の実務経験をいかに飲食で生かせるか」を転換して考えた方が良いでしょう。
案外資格はそんなものです。

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