転職活動をしている際に気になってくるのは業界ごとの転職動向や、転職市場全体の動向。

「今は転職しやすい状況なのか?」「どの業界の先行きが明るそうなのか」などできるだけ自分に有利な状況に持って行きたいというのは自然な流れ。
一方で現在の動向を追っていくことに熱心になってしまって肝心なところを忘れていないでしょうか?

今回は転職動向を探している人に「振り返り」の意味を込めての内容です。
(転職動向だけを見たいという方は掲載しているdodaのページを見てください)

転職動向についてはdodaを見ておけば十分

まず現在の転職動向について。

年間の上半期・下半期の長期スパンで見るのであればdodaの「転職市場予測」がおすすめです。業界ごとの予測や、市場全体のトレンドなども含めて細かい考察が記載されています。

細かく月次単位でトレンドを見たいのであれば同じくdoda運営元のパーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)が発表している「採用動向」レポートを見ると便利です。更新も比較的早いので最新動向をつかむのには便利でしょう。

その他にも各社が発表している情報がありますが、トレンドを掴むのはこの2つを見ておけば十分です。

動向を調べる前に確認しておきたいこと

転職動向を調べる意図として「今だったらどういう業種が伸び盛りなのか」や「安定した業種はどこなのか」といった気持ちがあるのかなと思います。もしそうではなければ「なぜ自分が転職動向を知りたいのか」を一度考えてみてください。

ここで振り返ってもらいたいのは「そもそもどうして今転職したいと思っているのか?」ということ。
現職から転職したいということは何かしらの理由があるはずです。
「給料が低い」「残業が多い」「上司が嫌い」など人によって異なる部分でしょう。

注意しなくてはいけないのはその「転職したい理由」と「転職動向」がきちんと連動しているかどうかです。
「IT業界に行きたいと思っているけど業界的に先細りじゃないのか?」だったり「飲食業界に行きたいけど実情はどうなのか?」といった理由であれば問題ありません、

逆に元々転職したい理由が頭から抜けていて、転職動向を見て「IT業界は景気が良さそうだから転職でIT業界に絞ってみよう」といったような考えになってしまっているのであれば要注意。入ってから「こんなはずじゃなかったのに・・・」となることが多いです。

転職活動のように情報収集が重要になる場合には情報を集めていくうちに元の目的を見失いがちです。
そうならないように自分が元々転職したかった理由を都度思い出すようにして、情報を集めている際に「自分の転職の目的がぶれていないか」を確認するようにしてみましょう。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト

これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)

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