なぜ飲食業界は不人気なのか? その理由を考える

数人の新卒の人の話を聞いたりする機会があって、何の気はなしに飲食業界の話をちょっとすることになったのですが話をしていると飲食業界は非常に不人気なようです。
自分の中の偏った考えではないのだろうか…と思ってネットでも調べてみたところ、やはり人気がないというか否定的な意見が散見されました。

もっともその意見の中にも「確かにそうだな」と納得できるものもあったので、自分自身の体験を踏まえて不人気だとされる声に関して書いてみようと思います。
※ただし、これも私が経験したことでしかないのですべての飲食店に当てはまるものではありません。

 

不人気の理由

声として主に挙がっていたのは以下の通り。

・サービス残業が多い
これは正しいと思います(笑)

飲食業でサービス残業ってあるの?」という項目で触れていますが、特に社員になって通常のシフトを回す以外に事務作業が入ってくるとその傾向が高いです。
あとは「飲食でよく使われる「人時売上高」とは?」で書いたように、責任感の高い社員や店長などがお店の利益をちょっと高く見せようとするとサービス残業が起こったりします。

ただまあ、一般的な企業でもサービス残業というのはあるところはあるのでこれはこの業界によっているのかどうか判断が難しいところですね。現実としてあるにはあります。

・きつい
お店の運用形態によるかなと。
私が常々反対している24時間の店舗については「24時間(深夜)営業の会社に転職するメリット・デメリット」で書いた通り、きついです。特に社員。
社員は最終的な責任を持たなくてはいけないのでお店を回すということを主にするとどうしても無茶なシフト組みの日が出てきます。
私が最もおすすめしないのは24時間営業なのですが、それ以外にも24時間営業ではない居酒屋チェーンで過労が起こったりというニュースも見かけるのでこれも労働環境によって変わってくるのかもしれませんね。

・BtoCなのでお客さんの中には容赦の無い人がいる(モンスタークレーマーの存在)
飲食店で働いている時に、ごくたまにクレーマーのお客様に会うと「BtoB取引の場合は、会社対会社だから常識のある対応をすればいいんだろうな」と思ったりしていたのですが、BtoBでもちょっとクレーマーのような人はいるのでここはそんなに変わらないんじゃないかと思います(笑)

飲食店のクレーマー対応方法」でも書いた通り、行き過ぎた要求には毅然として対応しても問題ないので、ここは飲食業だからと気にするところではないのかなと。

 

「不人気の理由」を経験してよかったこと

ここまで不人気の理由をピックアップしてきましたが、逆に労働環境としては結構なところにいたので転職する際には周囲の人に「どんな環境でもやっていけそう」と言われました。これは本当にその通りで、若いうちにある程度キツイ環境で働いていると耐久力は付きますね。

あと結構ネガティブなことを並べていますが、周囲の人やお客さんも基本的にはいい人が多かったので「毎日が地獄」みたいな感じでは全然なかったです。無茶なハードワークも稀にある程度でしたし、毎日がそうだったわけではないです。
働いていた期間の全体からするときつかった時期って多分1〜2%程度だとは思います。ただそれだけ印象が強かったのでこうして書いているわけです。
なので巷で言われているようなブラックな飲食店も実はすべてがすべてそうではないんじゃないかと思ったり。

もちろん働いている人の中に不満や不安を感じている人もいるのでしょうが、毎日が嫌で嫌で仕方ないという人は既に辞めてるんじゃないかと思います。

実際に飲食業界で働いてみたいと思った人は、一般的な人気不人気に関わらず一度その門戸を叩いてみると良いのではないでしょうか。

不安があってイマイチ飛び込めない…という人は「未経験から飲食業界を受けたい人へ・・・やっておいた方が有利そうなこと」で書いた通り、アルバイトから初めてみるのもいいでしょう。
飲食系の求人を探す場合は「フーズフー」などの専門サイトを使うといいでしょう。(お祝い金制度もあるのでおすすめです)

一旦アルバイトとして働いてみて、社員としてやっていけそうであればやってみる、という感じで。
原則、飲食業は人が入ってくるのはウェルカムなところなので不安なら、ちょっと遠回りですがそうしてみるといいのではないかなと思います。


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