前職(現職)で上司や同僚とぶつかった、お客様とケンカして問題になったなど会社勤めをしていると様々なトラブルにあたることがあります。
転職の際に「このようなトラブルがあったので転職をすることにしました」と正直に言う人はいないでしょうが、気になるのは受けている先の企業が前職調査をするのではないか、ということ。

特に何かしらのトラブルがあった人の場合、採用前に前職に電話をかけられて「どういう人物だったのか」「問題はなかったのか」「どういう理由で辞めたのか」など調査されると都合の悪いことが多く、不安になってしまうでしょう。

基本的に前職調査はほとんどしない

転職時の在籍確認はどれくらい行われているのか。」の項でも記載しましたが、個人情報保護問題に関わってくるので原則的に前職調査というのは実施されませんし、調査会社を使うようなこともほとんどない(このご時世に調査会社に予算を避ける会社はほぼない)と考えていいでしょう。
会社は在籍している(あるいは在籍していた)人間の個人情報を第三者に簡単に渡すことが出来ないということが法律で決まっています。

もちろんそういった個人情報等の決まりごとにゆるい会社はペラペラ喋ってしまうということもあるでしょう。
ただ「個人情報保護法があるから聞いても喋ってもらえない」というのが一般的な企業の考え方なので、問い合わせる会社の方が少ないです。

私自身の会社もそのようなことは行っていませんし、人事部が特別に実施したということもありません。
何よりも人事部は忙しすぎてそんなことをしている暇はないです・・・

個人的な繋がりで発覚してしまうことはある

前職調査をしないというのが一般的な考えである一方、会社員同士の個人的な繋がりで前職での勤務態度や人となりを知られてしまうことはあります。特に同業種だとよくあります。

例えば次のような話。

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A社を円満退職して、同業のB社に転職した田中さん(仮名)。
田中さんがB社に転職して3年後に、B社の問題社員(仮に鈴木さんとします)がA社に面接を受けに来ました。
面接をしていても人となりが分からなかったのでA社の社員が田中さんにそれとなく「鈴木さんって人知ってる? どんな人?」と聞いて、B社でトラブルがあったことが伝わります。
(※もちろんここでA社社員が「鈴木さんがA社に面接に来た」と漏らしてしまうことはNGです)
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世の中は広いようで意外と狭いものなのでこういった繋がりで自分の情報が筒抜けになってしまうこともあります。

トラブル自体は働いている以上、起こるものなので避けようもないのですが、その後会社でどうやって円満な解決をするか、会社の中でどうやって円滑な人間関係を作っていくのかは重要な問題です。

「どうせ辞めるからどうでもいい」という態度で臨んでいるとあとで巨大なしっぺ返しが来ることがあるので注意しましょう。

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