意外と多くの人が悩んでしまうのが履歴書の「趣味・特技」欄。

「一応趣味はあるけど、これは履歴書に書いて良いのだろうか?」
「特技なんて人に自慢して喋れるような大層なものはそんなにない・・・」

そんな悩みを持って、なかなか履歴書が進まないという人も多いでしょう。
今回は転職時の「趣味・特技」欄はそもそもなぜ書かせるのか、またその書き方はどうやって考えれば良いのかをまとめました。

「趣味・特技」欄は人となりを見る箇所

最初に断っておくと転職活動において「趣味・特技」欄だけで合否が決まるようなことはまずありません。
「読書」と書いても「ランニング」と書いても「盆栽」と書いてもそこが原因で不採用になることはないです。

では、どうして書かせるのかというと受験者の「人となり」を確認するためです。

職務経歴書には「その人がいままでどんな仕事をしてきたのか」「どんなポジションで仕事をしてきたのか」などの情報が書かれていますが、受験者の人がどんな人なのかまではわかりません。

そこで受験者の人となりを知るために「趣味・特技」欄を見て会話を進め、どんな人なのかを探っていくことになります。実際に面接をして、趣味などの肩の力を抜いた会話をしていると「この人性格きつそうだな」「温和そうだな」といった部分が見えることがあります。

どれだけ優秀な人でも「うちの会社とは合わないな」という場合には採用されません。
誤解のないように補足すると「趣味・特技」の内容の問題ではなく、単純な相性の問題です。

「趣味・特技」欄は受験者の人となりを知るきっかけとして使われます。

自分が30分位喋れる内容を書く

面接官が「受験者の人となりを知る」という糸口でしかないので、あまり悩む必要はありません。
自分が普段楽しんでいるもの・得意なものを書いて、そこに一言添えられるくらいがいいですね。

  • 歴史小説(司馬遼太郎の小説が好きです)
  • ブログ(1年程度続けています)
  • 散歩(都内の名所を週末に散策しています)

ポイントは「嘘を付かないこと」です。
前述の通り、採用担当者が人となりを知るきっかけとなる箇所なので嘘を付いているのがバレた場合には「嘘をつく人」として面接官からの印象がマイナスになってしまいます。

また自分が受けている会社の業務とマッチするような趣味があればそれを推してみるのもいいでしょう。
例えばウェブ系のIT企業であれば「自分でブログを運営してみてこういう成果が出た」などは印象が良いですし、飲食業であれば「有名飮食店巡りをしてサービスを研究している」なども良さそうです。

繰り返しになりますが無理に繋げる必要はなく、あくまで嘘のない範囲で書きましょう。

「なし」は止める

中には趣味や特技が全く思い浮かばないという人もいるかもしれませんが「なし」というのだけはやめた方が良いです。

面接は能力や適性を見られるためのものですが、同じような能力値でも「あの人の感じが良かったな」「あの人だったらうまくうちの会社でもやっていけそうだな」と思われた方が最終的に残ります。
つまり、直接的に採否に関わる部分ではないものの最終的に「あの人良かったな」と思ってもらえる可能性が出るというわけです。

ここで「なし」としてしまうとあくまで能力値だけの面接となってしまい、人となりもあまり深掘りしてもらえず「一緒に働きたい」と思ってもらえないかもしれません。

自分はこういう人なんです、と知ってもらうきっかけの一つとして「趣味・特技」欄を活用しましょう。

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