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このページの概要は…

  • 7月からの転職活動はタイミングとしては最適
  • 秋採用の転職ピーク・9〜10月に照準を合わせやすい
  • 夏休みを挟むことで時間に余裕ができる

6月がボーナスの時期なので、ボーナスを受け取ったあと、6〜7月にかけて転職を考える人は多いです。

実際に7月から転職をしようと思った場合、時期的にどうなのかというと実は転職タイミングとしてはとても最適だと言えます。

転職市場的にもここから盛り上がるタイミング

7月に転職活動を開始する場合、転職活動のメイン時期は約2〜3ヶ月後の9・10月(面接などを経て、内定が決まるタイミング)。

9・10月は秋採用のピークということで転職市場的にも求人が増える傾向にあります。

求人が増えるということはそれだけ多種多様な求人もありますし、経験者優遇というものだけではなく未経験者歓迎といったような求人も全体の動向に合わせて増えてきます。

実際に具体的なデータを確認してみましょう。

(平成29年1月〜12月の「平成29年 新規求人数の推移」) 参考:産業別新規求人数の推移(一般)(平成29年度~)

7月から10月にかけて求人数がも右肩上がりになっているのが分かるかと思います。
この9・10月の盛り上がりが秋採用のピークと呼ばれるもので、一年を通して求人の多い時期です。

求職者が増える分、競争が高まる可能性も大きいですが、それでも求人が多いので自分に合った仕事、自分のやりたい仕事に就ける可能性も高まります。

7月から転職活動をするのが良い理由

7月に転職をするのが最適な理由を詳しく説明します。

主に以下2点の理由です。

  • 秋採用の転職ピーク・9〜10月に照準を合わせやすい
  • 夏休みを挟むことで時間に余裕ができる

順を追って説明します。

秋採用の転職ピーク・9〜10月に照準を合わせやすい

一般的な転職市場のピークとしては一年の前半(春)と後半(秋)で二つに分類されます。

  • 春採用ピーク:2〜3月
  • 秋採用ピーク:9〜10月

春先の採用と秋の採用でそれぞれピークがあり、秋のピークが9〜10月となります。

これが7月からの転職活動とどう関係してくるのかと言うと、「転職する際には3ヶ月は見ておいたほうがいい」という点とつながってきます。

転職活動を始めたらすぐに面接…というわけではなく、自分のスキルの棚卸し、企業研究、自己分析、履歴書の準備、面接の準備、実際の面接、内定からの条件交渉…などをトータルで考えると3ヶ月はかかるとされているためです。

7月に転職活動を開始、3ヶ月間の活動を見込むと余裕を持って秋採用のピークに向けて準備ができるのです。

夏休みを挟むことで時間に余裕ができる

また転職市場と活動期間のタイミング以外にもこの時期に転職活動を始めることにはメリットがあります。

そのメリットとは「夏休み」

夏休みの間は時間がとれるので、じっくりと企業研究や自己分析などの準備、また面接を受けに行くなど転職活動が円滑に行いやすくなります。

転職活動を行う人の多くは働きながら転職活動の準備をしたり、面接に行く時間の調整が難しかったり苦労している人が多いので、夏休みのように自由に使える時間があるというのは心身的にも大きなメリットになります。

「(9〜10月にかけて)ちょうど求人が増えてくる時期」「時間の余裕もある」という転職者にとっては年間でもかなり転職しやすい時期と言えるでしょう。

(余談)時期以外にも転職したいと思ったら転職すべきな理由

最後に少し余談です。

9〜10月の時期は転職市場後半のピーク迎えるというのは前述の通りですが、それ以外の時期でも「転職活動をしたい」と思ったら私は「転職すべき」と考えています。

こちらのデータを見てみてください。

2018年のプレスリリース | リクルートキャリア – Recruit Career

2018年にリクルートキャリアが発表した転職求人倍率のデータです。(月ごとに発表。2019年現在は発表停止)
※転職求人倍率とは:求職者1名に対して求人が何件あるかという指標。大きければ大きいほど求職者に対して求人数が多いということになります。

資料を見てみると季節要因以外に転職市場が2016年以降大きく盛り上がっていることがわかります。

例えば2015年と2016年の10月の転職求人倍率を比較してみると、2016年が1.80倍だったのに対して2017年は1.88倍となっています。
ちなみに2014年と2015年は1.61倍だったので最近の求人トレンドがいかに伸びているかが分かるでしょう。

月別の求人トレンド以外にも、年単位の求人トレンドも伸びているといったこともあります。

月別に短期的に見るだけではなく、長期的な視点を持ってみることで求人の少ない時期でも実は去年と比べると求人倍率が多い、なんていうことも良くあるパターンです。
そして何よりも求人倍率が低かったとしても、自分の行きたい会社が募集しているという可能性があるので、「転職したい」と思ったら、まずは求人サイトに登録するなどしてみることをおすすめします。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト

これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)

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