「企業や仕事、労働条件として客観的に見るとすごくいい会社なのにどうにもピンと来ない」
「求人サイトを見ていてもどうにもしっくりこないので応募する気が起きない」

転職活動をしているとこうしたことが往々にしてあります。
よくあることとはいえ、人生の大きなイベントなので「もしかしたら悪いフラグかもしれない」ですし「重大なチャンスを逃しているのかもしれない」ですし、判断に困りますよね。

このように良い条件かもしれないのにピンと来ない、という場合どのように考えるといいのかをまとめてみました。

「求人情報を見ていてもピンと来ない」という場合

まず「これから求人を探す」場合。

「ピンと来ない」は非常に直感的で自分が何に対して抵抗を感じているのかを自分自身が理解していない状態です。
この状況を抜け出すには自分が何に対して抵抗を持っているのかを明らかにしていく必要があります。

やることは簡単。
求人サイトやハローワークで求人票を見たもののピンと来ないという時に「何にピンときていないのか」を書き出してみます。
メモ帳に殴り書き程度で構いません。

  • 給料がやたらと高いのに「プライベート充実」と書いていて怪しい
  • 条件が良すぎる
  • 仕事の詳細がよくわからない

・・・など、ともかく色々な求人を眺めていて気になるところを書いてみます。
そして書いた内容を分類すると「自分がどこの部分を気にしているのか」がおぼろげながら見えてきます。
例えば給料のことを気にしている人であれば「給与」についてたくさん書いていたり、残業のことを気にする人であれば「仕事の時間」についてたくさん書いていたりするなど傾向が見えてくるものです。

求人サイトでこういったことが気になる人は求人広告の悪い部分(誇張して書かれているケースがあること)を無意識に理解している人です。
対処方法は簡単で、キャリコネなどの評判サイトに登録して会社の評判を調査してみるのが一つ、もう一つは転職エージェントに登録してコンサルタントに内情を確認してみることです。
求人票を眺めているよりもより正確な情報が把握できるようになります。

現在職についていて転職を検討中というような状況であれば、転職活動をやめてみて現職を続けるというのも選択肢としてはアリです。
「転職しよう」と思っても過ぎてみれば「転職の時期じゃなかった」なんていうこともよくあるものです。

「面接に行ったら何だかピンと来ない感じだった」場合

次に既に転職活動を進めていて、応募の段階まではすごく良かったものの、実際に面接に行ってみたら会社の雰囲気がいまいち(自分が働いているイメージが湧かない)といったような場合です。
この場合も極力「どこが自分にとってピンとこなかったのか」を書き出してみます。

  • 会社の人に覇気がなかった
  • 面接の時に言っていることが求人票とギャップがあった
  • 面接官と一緒に働くのは無理だと思った

書き出してみて「曖昧なものか、明確なものか」を分類してみます。
例えば面接官が将来の上司に当たるような人であからさまに失礼な人で、「この人の部下にはなりたくないな」と思ったのであればその会社では働かないという選択肢が重要です。
逆に「社員に覇気がなかった」というようなものであれば「たまたま見た社員が二日酔いで元気がなかった」なんていう可能性も考えられるでしょう。

※もちろんこのケースでも面接の当日に面接官の機嫌が悪かった、という可能性も考えられるのですがそういう人は一緒に働いていてもそういう態度を取ることがあるということです。

自分にとって明らかに不利益になりそうかどうかをベースに考えてみるといいでしょう。
(もちろん評判サイトのようなところでできる情報収集はきちんと済ませているという前提です)

 
いずれのケースでも「ピンと来ない」場合はまず「自分が何に対してピンときていないのか」を考えることが重要です。

曖昧な問題を明確にしていくことは現時点の状況判断だけではなく先々の転職活動にも役に立つものになりますので立ち止まってじっくりと考えてみましょう。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
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