転職市場で非公開求人はなぜ多いのか? 怪しくない?

転職情報サイトでよく見かけるのが「非公開求人」。よく見かけることからも分かるように実際に市場では非公開求人が増えています。
ただ、これから転職する側としては「非公開」という響きは蓋を開けてみたら怪しい会社だったなんてことがあるんじゃないかとか勘ぐってしまいますよね。
もちろんそれは間違いで、非公開求人はまったく怪しいものではありません。

それではどうして非公開求人が増えているのでしょうか。ここではその理由を説明します。
背景を理解することで転職の幅がグッと広がるので順を追って見ていきましょう。

 

公開求人・非公開求人、どれくらい数が違うのか?

「非公開求人が増えている」と書いたものの実際にどれくらい増えているのかイメージが湧かない人も多いでしょう。
そこでリクルート社の「リクナビNEXT」(公開求人・転職サイト)と「リクルートエージェント」(求人の多くが非公開求人の転職エージェント)の件数で比較してみます。

kyujin

・・・圧倒的な違いがあるのが分かるかと思います。
リクナビNEXT約3,000件に対して、リクルートエージェント約90,000件です(2015年6月時点の概算値)
その差、約30倍。

世の中の転職市場が「非公開求人」に流れているのが分かりますね。

 

非公開にする理由は募集する会社の都合にある

それではなぜ非公開求人が増えているのでしょうか。
理由を探ってみるとそのほとんどが「求人を募集する会社にとって都合がいいから」ということにほかなりません。
その代表的な理由をピックアップしてみます。

理由1:会社の内部事情を公にしないで済む
求人サイトに求人情報を掲載してしまうと、競合他社からも募集しているということが丸見えになってしまうので「あの会社は人が足りていないんだな」とか「マネジメント職を募集しているということは誰かが辞める(辞めた)のかな」といったような情報が筒抜けになります。
オープンにすることで人はたくさん募集してくるのですが、その反面、会社側のリスクも含まれているんです。
また、当然社内の人間も求人情報は閲覧することができるわけで、未公開の人事情報など、社内で意味のない憶測なども生む可能性があります。

理由2:金銭的な面で絞り込める
次に金銭的な理由です。求人サイトに掲載をすると良い人材が集まっても集まらなくても求人広告の掲載費として出費が発生します。希望していた人材が来れば一番いいのですがそうではなかった場合、ただのお金の無駄遣い。
その点、非公開求人として転職エージェントに依頼をすれば希望していた人材が採用できた場合のみお金を支払えばいい、いわば成功報酬形式になります。
もちろん広告掲載費と比較して紹介料としての報酬は広告掲載料よりかなり高くなりますが「良い人材ならお金を払ってもいい」という考えの会社さんは多いので至極真っ当な流れですね。

理由3:会社の人事が忙しすぎる!
公開求人にするとともかく募集の数が来ます。ところがその書類を選考する人事部の担当者が他の業務でかなり忙しいという場合がほとんど。
人事部は会社内の労務管理や社内教育、評価に関しての仕組みづくり…などかなりの業務を抱えている割には人数が少ないという現状が多くの企業であるので、そこに採用の人選などをプラスするとかなりの時間が割かれます。(現実的には「そこに時間を割けない」というケースも多いです)
そこで非公開求人にして転職エージェントに最初の選考(明らかに求めている人物像と違うなどのノイズを省いてもらう)などをしてもらうことで一番最初の手間を大きく省きます。
人事としても効率的に採用活動が進められるというわけです。

 

まとめ

企業側としても「便利だから」「効率的に人材を選べるから」という理由で、転職エージェントを通して非公開求人で募集をかけています。
このような背景を考えると決して非公開だからといって怪しいというわけではなく、むしろ非公開求人の中に宝が眠っていると考えることができるでしょう。

転職活動をする際には非公開求人は狙っておいた方が自分の将来の可能性が広がるので、転職エージェントの活用をおすすめします!

 

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