転職活動における「仕事の向き・不向き」の考え方

「今の仕事は向いていない」と思って転職を検討している人は多いのではないでしょうか。
社会人生活を続けていると自分のやっていることで思っているような成果が出なかったり、うまくいかないことが多かったりして「才能がない」「向いていない」と思うようなことはしょっちゅうです。(私もよく仕事をしながらこの辺は悩みます・・・)

それでは「仕事の向き・不向き」はどのように考えればいいのでしょうか。意を決して転職をするのであれば「次は自分の向いている職業に」というのが正直なところですよね。
今回は「仕事の向き・不向き」について注意すべき考え方をまとめましたので、今後アクションを起こす際の参考にしてみてください。

 

はじめに、「今の仕事に向いていない」と思う理由は何?

ここに来ている人はおそらく「今の仕事は自分には向いていないから転職したい…」という人が多いかと思います。
そこでまず最初に考えて欲しいのは「なぜ今の仕事に向いていないと思うのか?」という点です。
文章を読むのをやめて、ちょっとの間考えてみてください。

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いかがでしょうか?
私も個人的に「今の仕事が向いていない・・・」という相談を同僚や後輩にされたりもするのですが、その理由を聞くと大体が次のようなものだったりします。

  • うまく成績を挙げられない
  • 同期と比較して成長が遅い

多くの「向いていない」はこの2つ「結果が出ていない」に直結します。
ではこの「結果が出ていない」が「向いていない」ということに直結するのかというとそういうわけでもありません。

「今の仕事が向いていない」ではなく「今の仕事が大嫌い」という話であればそれはそのままあなたの率直な意見かと思いますのでここでは割愛します。嫌いな仕事をしていてもしょうがないので別の仕事を探しましょう。

 

「向き不向きは存在しない」という考え方

向き不向きの話で興味深いインタビューがあります。
83歳の女性セールスレディーの話です。抜粋してみます。

「向いているかどうか」を気にするよりも、「今の仕事に合わせていく」「今の職場のやり方により添っていく」という考え方に切り替えた方が賢明です。

いったんその世界に飛び込んだら、まずはその世界のやり方で頑張ってみるべき。向いていないと相談してきた後輩が一生懸命仕事に取り組んだ結果、成果を上げられるようになってやりがいを見出せるようになった姿を私はたくさん見てきました。
55年間仕事を続けてきた“83歳現役セールスレディー”の助言「仕事の向き不向きで悩むのは時間の損失でしかない」 – Woman type[ウーマンタイプ]

さっきの「結果が出ていない→向いていない」と逆の話で「結果が出た→やりがいがある」というお話です。
卵が先か鶏が先かの話になるのですが、結果が出ていないから向いていないというのは瞬間瞬間の判断で、そういう人の多くは結果が出たら「向いているかも」と思い始めることが多いです。

もし「もう少し頑張ってみようかな」と考えられる人は、「お客様にちょっと喜んでもらえた」「小さく成果が出た」など、僅かなものでもいいので成功体験をしてみることが重要です。それを繰り返していくことで今の仕事に「向いている」とちょっとづつ思えるようになるでしょう。

また、勘違いされやすいこととして仕事の過程で成功しかしないということはありません。
今、大きな成果を挙げている人もそこまでの過程で失敗を繰り返しています。・・・というよりも、大きな成功をしている人ほど小さな失敗を誰よりも繰り返していることが多かったりします。そこで「向いていない」と思って諦めずに前に進んでいくことで今の状況があるのです。

 

「職場に向いていない」という考え方もある

さて、ここまでは仕事の向き不向きの話で、この流れだと「今の仕事を頑張れそうであればもうちょっと頑張ってみましょう」となりますが、私は「職場に向いていない」という状態はあると思っています。
特に職場の労働環境・雰囲気などがその代表的な例といえるでしょう。

例として私のケースを挙げてみます。

私は飲食店で働いており、飮食の仕事が嫌いという程でもなかったのですが「向いていない」と言える大きな理由として労働環境がありました。
私の働いていた環境はほとんど休みがなく、月に数回休みがあればいい方でした。
その労働環境に生活を合わせて頑張ってみるという選択肢もあったにはあったのですが、ほぼ毎日休みなく仕事に費やすという覚悟は出来なかったので転職しました。
これは職場に向いていない典型的な事例と言えるでしょう。

自分自身がどうして向いていないと思うのか。
成果が出ないことに対してなのか、環境に対してのことなのかを住み分けて考えると今どう動くべきなのか分かりやすいです。

その一方で「今の仕事はもう頑張りきった」という人もいるでしょう。そういう時は思い切って他の仕事を探すのも一手です。

 

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