「飲食店の社員を辞めたい!」と思っている人は躊躇せず早く辞めるべき

飲食店で働いていてつらいなと思いながらも、耐えて「もうちょっと頑張ってみよう」とか「少し耐えればなんとかなるかもしれない」とか自分に言い聞かせながら頑張っている人は意外と多いのではないでしょうか。
日本では特に耐え忍ぶことや我慢をすることを美徳とされやすい風潮があるので、そういう意識が根付いてしまっているのかもしれません。

ただ、5年以上耐え忍んで飲食店で働いてきた私からすると「躊躇せず早く辞めたほうがいいですよ」というのが本音です。

私は飲食店店長を退職して異業種転職し、そこから数年経っているのですが、心から辞めて良かったと思いますし、給料を今の倍もらっても絶対に戻りたくないと思っています。
飲食の社員を辞めたいと思っている人向けにどうして辞めた方がいいのか、どうして退職を勧めるのかを解説します。

 

業界はまだ全然良くならない

私が飲食店で働いていたのはもう数年以上前の話でその頃から人手が足りませんでした。
私が辞めた主な理由としては「労働時間が長すぎること」「将来絶対に続けられない」。

辞めるという意思が固まるまでは「もしかしたらもうちょっとで労働環境も改善されるのではないか」「将来も続けられるような仕組みが作られるのではないか?」と密かな期待を持っていました。

そこから数年経っているわけですが業界の状況って全然良くなっていないですよね。
大手飲食店の過労問題は次々と出てきて、それでもまだ改善される感じがありません。

色々とひどい環境が明るみに出てきてから改善される可能性もありますが、それができるのももっと先なんじゃないかと思います。
あるいは改善されないかもしれません。私は改善されないと想定しています。

変わるか変わらないかわからない、変わる可能性の低い環境に期待をするより、自分で環境を変えてしまった方が手っ取り早いです。

 

先に辞めるか、辞められるかの戦い

飲食業の社員は離職率が高く、厚労省の発表によると平成25年では業種別2位の離職率(※)となっています。

※参照

平成25年1年間の労働移動者を主要な産業別にみると、入職者は卸売業,小売業が134万人と最も多く、次いで宿泊業,飲食サービス業が126万人、医療,福祉が105万人の順となっている。
離職者は卸売業,小売業が131万人と最も多く、次いで宿泊業,飲食サービス業が120万人、医療,福祉が91万人の順となっている。
平成25年雇用動向調査の概要|厚生労働省

離職率が高いということは当然現場にも人がいないわけです。
そうすると人のいい人は「自分が辞めたら現場が大変になるのではないか」と考えます。

ところがそんなことを考えている内に周囲の人間が一人、また一人と退職をし、最終的に自分が一番大変な思いをします。
退職というのがそんなに低いハードルではないのは理解できますが、特に飲食業は先に辞めるか、辞められるかのバトルロワイヤルです。

まず自分の人生を優先して考えて、一歩踏み出してみましょう。

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朝電車に乗って、夜に帰れる仕事は世の中に存在します

飲食で上位職に付いている人は「俺の時代はもっとキツかった」を語りたがる人が多い傾向にあります。
そういった言葉を毎日のように聞いていると「この環境で辞めたいと思っている自分は甘えているのではないか?」と思えてきますよね。

でも決してそんなことはありません。

飲食業は昼も夜も関係無かったり、異常に長い拘束時間が特徴ですが、そうではないきちんと朝電車で通勤して夜はきちんと家に帰って眠れるという職業は存在します。
離れてみるとよく分かりますが飲食業の労働環境は異常です。そうでなければ前述のように業界別で上位の離職率にはならないはずです。

私は飲食から異業種に転職して平和な生活を手にしたものとして心から「迷わず早く辞めたほうがいいですよ」と思っています。

 

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