「会社があまりにも理不尽」「上司がきついことばかりを言う」…精神的に追い詰められてくると心が沈んでいき、泣いてしまったという人は意外と多いと思います。
実際に「泣く」というところまでいってしまうと、頭の中がグチャグチャになって「もうどうしたらいいのかわからない」と状況の人がほとんどのはずです。

そこでそうなってしまった時のためにどのように解決の糸口を見つけて行ったらいいのかを考えてみましょう。
今まさにそういう状況にある人は参考にしてみてください。

何が辛いのかを考えてみる

もし身近に相談できるような人がいるのであれば相談するのが一番早いのですが、その前にまず自分が何を辛いと思っているのかを一度見直しましょう。
メモ帳などに箇条書きでかつ、シンプルに書き出してみると整頓しやすいです。

(例)
・上司の言い方がキツイ
・ただ言っていることはもっとも
・私が仕事ができないのがつらい
・・・

など。
泣いてしまうような時は大抵の場合、混乱状態にあります。
その状態を少し緩めてあげることで気持ち的には少し軽くなります。

書きだしてみて「実はこの項目だけならすぐに解決できそう」なんてことも意外とあるものですよ。

会社ではどう振る舞ったらいいのか?

「泣いた」場所がどこなのかにもよって変わってきます。

会社で、上司の前などで泣いてしまったのであれば、落ち着いてからきちんと謝罪をし、注意することを伝えましょう。
それが良いか悪いかは別にして、一般的に「会社で泣く」というのは適切な行動とされません。
その反面、あまりにも理不尽、という場合には仕事を続けるべきかどうか考える必要があります。これについては後述します。

家や会社のトイレなど、見えないところで泣いているということであれば社会人として公私を分けるコントロールの出来る人と思われます。
引き続き出来る限り会社では普通に振舞っているといいでしょう。
ただ、この手の感情の制御の仕方をしていると上手く立ちまわっているつもりでも「自分のことは誰も分かってくれない」という不満が増加してきてストレスはどんどん溜まっていきます。
不満に思っていることがあればそれを伝える手段もきっちりと考えた方がいいですし、実際に伝えた方がいいです。

仕事は続けるべき?

「仕事のことで泣く」というのは精神的に追い詰められていることが多いです。
その原因が何なのかにもよりますが、例えば職場のパワハラなど明らかに理不尽な場合であれば転職することを考えてもいいでしょう。
と言うのも「耐えられる」と思っていても、突然緊張の糸が切れて病んでしまうようなこともありますし、何より泣くほど辛い仕事ってやってても楽しくないですよね。
一日の時間の大半を使う仕事の時間はせめて前向きに過ごせたほうがいいんじゃないかなと私は思います。

もちろん絶対に辞めた方がいいというわけではなく、そういう解決の糸口もありますよということです。