ノロウイルス対策で飲食店が注意すべきこと

秋口から冬にかけてノロウイルスが流行る傾向があります。
私が飲食業をやっていた頃にちょうど流行りだした感じがあったので多少なりとも私も対処をしたことがありました。

今回は飲食店を営むにあたってノロウイルス対策としして注意すべきことをまとめてみます。

 

ノロウイルスとは?

「ノロウイルス」という言葉はよく聞くかと思います。ただ実態は案外知られていないというのも実情。
ここでは主にどのような特徴があるのかをまとめます。

・経口感染
口からの感染をするというものです。
飲食物の中に含まれていたりすることは元より、吐瀉物などを通して空気感染もするのがこのウイルスのやっかいなところです。

・消毒用アルコールが効かない
飲食店で働いていた時に強く言われました。アルコールではノロウイルスは倒せません。
よくいろいろな建物の入口に「ノロウイルス対策」として消毒用アルコールが置かれていることがありますがあれは全く意味がないものとなります。

・症状
感染から発病までが12〜72時間。激しい吐き気、嘔吐、下痢などの症状が出てきます。
これらの症状は1〜2日で回復することがほとんどです。

 

飲食店が注意をしなくてはいけないこと

「注意する」と言っても目に見えないものなので基本的なルールを守ることが第一です。

・手洗い
基本中の基本ですね。ここが一番重要なところなのですが、ともかくまめに手洗いをすることです。
入店する時、休憩から戻った時、トイレに行った後、ゴミなどに触れた後…など手抜きをせずにしっかりと手洗いをします。
また接触したものを媒介して感染するということもあるので、手を拭く際にはペーパータオルを用いて使い捨てにすることをおすすめします。

・ノロウイルスに感染したら働かせない
万が一従業員がノロウイルスに感染したら絶対に入店させないようにします。
風邪の時と違って(本当は風邪でも良くないのですが…)、感染力が強いため入店して働かせると大事故に繋がる可能性があります。

・トイレに注意する
飲食店で特に注意しなくてはいけないのがトイレです。
お客様がノロウイルスに感染しトイレで嘔吐をしてしまった場合、吐瀉物からウイルスが空気を介して経口感染することがあるためもっとも注意が必要です。
ですのでこの時期はこまめにトイレのチェックもしましょう。

そしてもし吐瀉物があった場合、見つけ次第すぐに清掃をしなくてはなりません。
その際にそのまま掃除をしてしまうと今度は従業員が感染してしまうことがあるため、マスク・使い捨てゴム手袋で厳重に装備をかためます。
そして塩素系漂白剤を使って薄めた消毒液で清掃。清掃後に発生したゴミはその時に使ったマスク・ゴム手袋(絶対に使い捨てること!)とともにゴミ袋に入れてしっかりと口を閉めます。そしてそのゴミ袋は絶対に開かないようにします。
※余裕があれば処理する際、衣服などの装備は全部変えて臨むくらいの体制が必要です。

 

まとめ

飲食店で一番大変なのは吐瀉物の処理でしょう。
そのものを見ただけではノロウイルスでの嘔吐なのか、ただの二日酔いなどの嘔吐なのかは分かりませんが、ノロウイルスの時期に入ったらノロウイルスだと思って対処した方が安全です。
私も何回か処理をしたことがあるのですが非常に慎重になり、緊張感が高かったです。

ノロウイルス対策はお店によって対策方法が異なるものの、概ねの流れ自体は変わらないはずです。
もし個人で運営しているお店などで基準がよくわからない、という場合には地方自治体の公式ページにノロウイルスの対処法が解説されているところもありますので参考にしてみてください。


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