飲食店でヒゲを生やすのは何故ダメなのか?

原則的に飲食店ではヒゲがNGであることが多いです。
飲食業に携わる人の中には(特にアルバイトの人に多いかもしれません)「何故ヒゲを生やすことがダメなのか?」と思う方も多いかと思うので、今回はその理由について説明します。

 

見た目上の問題

まず一番簡単な話。見た目上の問題ですね。
無精髭は単純にみっともないので論外、おしゃれヒゲについても基本的にはNGとされています。

お客様の中にはヒゲを生やしている従業員がいることで「けしからん」と思う人がいるのが事実。
このへんは「飲食店のバイト、髪型はどこまで許容範囲?」でも触れていますが、時代的に古い考えなのではないか、という意見もあります。
ただ、やはり飲食業においてはそうもいかないわけですね。
来店してくれたお客様に食品を提供し、満足してもらうという仕事なので「ヒゲが生えているのがNG」という人がいればそれはサービス提供者として正さなくてはいけないところなわけです。
ここが元でクレームになる可能性もあるのでやはりヒゲは綺麗に剃っておくのが良いでしょう。

 

ヒゲは不衛生

私が飲食業に携わっていた時に言われたのは衛生面の観点です。
ヒゲは菌が繁殖しやすい、ということはよく言われました。

まず顔には菌が繁殖しやすくなっています。さらにその中に髭があるとより繁殖しやすい状況になり、より不衛生になります。
具体的には黄色ブドウ球菌が発生し、何かの拍子に顔だったりヒゲだったりを触ってしまうことで、手に菌が付着しそれが食品に移動する、といった流れになります。

飲食業では調理中に顔に触ることもNGですが、ヒゲを生やしている人は何かの拍子に触ることが多いので危険性が高まるというわけですね。かつ繁殖している菌も多いという…

 

食中毒になる可能性も

「黄色ブドウ球菌が発生する」と言われてもピンとくる人はそこまでいないかも知れませんが、簡単に言うと「食中毒を起こす可能性がある」ということです。
厄介なのは菌自体は熱に弱く加熱調理の過程で死んでしまう可能性が高いものの、菌の中の毒素が熱に強いという特徴があり加熱をしても毒素だけが残っているという状態になります。
そしてその毒素が含まれた食品が食中毒を引き起こすわけです。吐き気・嘔吐などが主な症状です。

昨今集団食中毒事件などの事例もニュースなどで見かけますが、こういった小さな身だしなみができていないことから起こることもあります。
「たかがヒゲ」と思っていても、このリスクを考えるとキチンと剃って手入れをしておくのがいいというのは明白でしょう。

 

(余談)実はそこまで…

今まで頭髪の色にこだわりがある人はアルバイトさんの中でも多く、指摘をしたことは多かったですが、私はヒゲ問題で注意をしたことはありません。今はヒゲにこだわっている人も結構多いのでしょうか。

ただ、ファッション的にヒゲにこだわりが…という男性も多そうな反面、色んな情報を見ていると「ヒゲが好き」っていう女性って実はそこまでいなそうなんですよね(笑)

女性にもそこまで評判が良くないということで、飲食店男子は髭をきちんと剃って衛生面に気を使った料理を出せるようにしましょう!


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