「東芝、AIを用いて工場の生産性向上を目指す」というニュースを受けて。将来の働き方を考える

最近世間で話題に上がる「AI」の話。
東芝がAIを使った生産性向上施策を実施するとのニュースがリリースされていました。

東芝、AIでメモリー工場の生産性向上 ムダ分析を短縮  :日本経済新聞

AI系のニュースは今後の働き方を考えていく上で絶対に避けては通れない話題なので、細かく見てみることにしました。

 

「東芝、AIでメモリー工場の生産性向上」ニュースの概要

まず最初にニュースの概要から。
自社の工場の一部でAI(人工知能)による生産性向上の改良を進めていったところ効果が出たので、その対象範囲を広げていくというものです。

(ポイント)

  • 東芝で半導体メモリーの生産管理にAIの分析システムを導入
  • ディープラーニングを使った分析
  • 試験導入では技術者による分析が5〜6時間だったのに対し、2時間以内に短縮
  • 生産性を上げるための原因追求に使う時間を従来の1/3に減らす

技術者の分析に対して1/3程度の時間に削減したというのが驚きです。

ここで注目したいのが「ディープラーニング」を用いた分析というところ。
ディープラーニングはAIが自分自身でデータなどの取り入れて学習していくというものです。
従来であれば人間がルールを機械に教える、プログラミングするなどの工程を経て、それを元にマシンが動いていく状況だったわけですが、ディープラーニングはAI自身が自ら学習を繰り返していくというものです。

現段階で分析は「2時間以内に短縮」と書いてあるものの、学習を重ねていくことによってもっと時間の短縮ができるのではないかという気もしますね…。

東芝ではこの仕組みを拡大し、他の工場へ導入したり、そのノウハウを製造業に販売することも検討しています。

 

AIで今後の労働はどうなっていくのか?

さらっとニュースの紹介をしましたが、ここで考えてしまうのは「人間の労働はどうなっていくのか?」ということ。

東芝の例で言うと「研究者が使っていた時間を1/3にした」とあるわけですが、そうなると研究者の役割は段々となくなってくるんじゃないか、とか、「他の製造業にノウハウを販売する」という部分も他の製造業の研究者の立場はなくなるのではないか、と考えてしまいます。

この1〜2年で状況が圧倒的に変化していって、色々な人の職がなくなっていくということはないんじゃないかと勝手に予測していますが、もっと先の話になると経営側としてはAIを使っていても人件費がかからないので使いやすいことは間違いないですよね。
(直近だと開発の費用は高額でしょうし、まだ「人件費のほうが安い」ということにはなりそうですけども)

将来労働人口の半分くらいは人工知能に取って代わられるという話(※)もありますし、今の自分の仕事がAIに取って代わられる可能性はないのかどうかと考えるだけでも、今の自分自身の身の振り方は変わりそうな感じがします。

※参照:日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に | 野村総合研究所(NRI)

もっとも、本当にAIが進化して「今の」労働人口の半分が代替されたとしても、将来は将来で新しい働き方が出てきたり、あるいは働かなくてよくなったり(!)もするんでしょうし、その時になってみないと分からない、というのが正直なところです。

私は比較的楽観的なので「その時になればなんとか人間は生きられるのではないか」なんて思っています^^;


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