元飲食店店長が考える「飲食に向いていない人」の特徴

飲食の仕事をしていて「接客はちょっと無理かも」とか「飲食って私向いてないな」と思っている人は案外多いです。

元飲食店店長としてそんな悩みについて書いてみようかなと思ったのですが、結果的に続けられなかったので私も向いていないといえば向いていないんですよね(笑)

そんな人間の書いていることですが自分自身の体験も踏まえつつまとめます。

 

アルバイトさんの場合

アルバイトさんの場合は仕事上決まった時間、与えられた職務をこなせればいいのでそこまで向き不向きは大きくないのかなと考えています。
ただそんな中でもこれだけはないと厳しいかなというのを挙げると…

  • 元気がない
  • 笑顔が作れない
  • 人が好きではない

そもそも論な感じもしますが、重要です。

「元気がない」「笑顔が作れない」は本当に重要です。本人に他意がなくてもボソボソと暗く、しかめっ面で接客をしているとそれだけでクレームになることもあります。ただこれに関しては訓練することで一定の水準まではどうにでもなるものなので、私は天性のものではないと考えています。
練習した結果、とても素晴らしい接客をするようになり、お客様から褒めていただくようになった子も中にはいます。

「人が好きではない」についても、人と喋っていると寒気がするというような人でない限り大丈夫でしょう。
人が苦手だけど接客業が続いている人向けエピソード」にもまとめていますが、苦手だったり得意じゃなくても一流の仕事人になっていくということは事例として結構あるものです。

 

社員の場合

社員についてはアルバイトさんの業務項目に加えて、マネジメントや店舗運営もしなくてはいけないため「向いていない」項目には様々な要素が加わります。

        
  • 体力がない(長時間労働ができない)
  • 心に余裕がない
  • アルバイトに対して毅然とした対応ができない(ハッキリとモノを言えない)

まず「長時間労働」について。
基本的に飲食店は拘束時間が長いのでそこに耐性がないとあっという間に疲弊してしまいます(体験談)。

またお店の責任者という立場もあり、店舗のアルバイトさんを指導する立場なので毅然とした態度で言うべきことは言い、褒める時は褒めるなどの俯瞰できる能力が必要になります。
社員の立場になると時間に関係なく店と一緒の状態になるので、心に余裕がないとそこからアルバイトさんへの態度に出て、誰も付いてこなくなる…なんていう状況も。
実際にそうしてお店の体制が崩れていったケースもありました。

こうして眺めてみると超人のような能力ですが、私は続かなかったので続けられる人は超人だと思います。本当に凄い。

 

飲食に向いていないことは別に悪いことではない

これらを眺めてみて「まだ頑張れそうだ」「やっぱり向いていなさそうだ」と思う人がいるでしょう。
頑張れそうな人はぜひとも続けてもらいたいです。

「やっぱり向いていなさそうだ」という場合、辞めるなどの選択肢を取ることになるのかもしれませんが、飲食に向いていなくても別に悪いことではありません。
ほとんどの人が何かしらの職業には向いていないので、たまたま向いていない職業に当たったと思えばいいでしょう。

私だって飲食は結果的に向いていなかったものの、別の職種についてなんとかやっているので、他の天職を見つけるためのトライアンドエラー程度に考えると良いのではないでしょうか。


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