飲食のアルバイト経験を就活で活かすためのシンプルな考え方

「就活でアルバイトの話をするのは良いか・悪いか」的な論争はいつの時代もあります。私の新卒時代もありました…。

新卒の時は分からなかったのですが、今、面接官という立場になることもあるので「就活でどういうバイトの話をしてはいけないのか」「どういうバイトの話ならしてもいいのか」がよく分かります。

飲食バイトをやっていてこれから就活に活かしたいという人にぜひ知ってもらいたいです。

 

アルバイトの経験を喋るのはダメと言われる理由

まず、何故アルバイトの経験を面接で喋るのがダメだと言われるのかについて。
答えは非常にシンプルで「言っていることが代わり映えがしない」ためです。

おそらく学生の皆さんも数年後に面接を担当する立場になると分かると思うのですが、何人もの学生さんと面接を繰り返していると「アルバイトでリーダーをやっていた」「サークルでリーダーをやっていた」という人が100人中80人くらいはいます。
(大げさな数値ではなく本当にそのくらいいるのです)

リーダーをやっていたこと自体はいいことだと思います。ただやっていて学んだこと・良かったことを聞いても全然伝わってこないことが多いです。自分ではオリジナルのことを言っているつもりでも言葉が上滑りしていることが非常に多いんですね。

次の項で具体例を挙げてみましょう。

 

「それってどういうこと?」を考え続ける

面接で「リーダーを通じて学んだことは何ですか?」と聞くとこんな感じの答えがよく返ってきます。

「飲食店のアルバイトをすることで色々な年齢層の人と関わりコミュニケーション能力や礼儀を学ぶことが出来ました。そして自分なりに努力し続けて店舗の売り上げ貢献にも勤めました。また飲食店はお客様とのトラブルが起こることがあるのですが臨機応変に対応する力を…」

このへんで段々お腹いっぱいになってくることが多いです。面接官からすると「何も喋っていない」のと同様。
面接を受ける学生さんからすると頭の中の自分の体験を綺麗にまとめているのですが、面接官はあなたの頭の中の体験を知らないのできれいな言葉しか見えず、何も伝わってこないんです。

ではどうすればいいのか。

一つ一つを「それって具体的にどういうこと?」と具体化していきます。

色々な年齢層:具体的には何歳から何歳くらい?
自分なりの努力:具体的にどんな努力をした?
店舗の売り上げ貢献:具体的にどれくらい上がった?
お客様とのトラブル:どんなトラブルが多かった? どういう解決策を自分で考えた?

これらを具体化していきます。そして数値化してより具体的に成果を出した部分があるといいですね。
「こういう工夫をして前年比◯◯%売上が上昇した」「自分がマニュアル化したことで1時間あたりの労働時間を◯分減らせた」などがあれば説得力も増します。(会社の情報漏洩にならないように気を付けるのと、嘘は言わないようにしましょう)

また「礼儀」「コミュニケーション能力」「元気さ」は言葉ではなく態度で示すものなので触れなくてよいでしょう。

「就活でアルバイトの話をするのは悪い」のように言われるのは判を押したように誰もが同じことを言うからです。
その部分を俯瞰してみることができれば就活時の「強み」として活かすことは十分に可能ですよ。


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