「飲食店で初めてアルバイトをすることが決まっている」あるいは「これから飲食店で初めてアルバイトをしようと思っている」という人向けのお話です。
おそらく「初めてなので大丈夫かな?」という不安は誰もが持っているものだと思います。
ここではそんな人達にむけて、飲食店で働く際に覚えておきたい4つの心構えをまとめます。

1.元気であること

飲食のアルバイトではやはり元気さが一番です。シンプルだけども一番重要な項目です。
大声を出す必要はありませんが、なるべく大きな声で挨拶をしましょう。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」基本の挨拶をハッキリとした声で言います。

とても基本的で誰にでもできると思われがちですが、案外できていない人が多いです。
個人的にはこれができるだけで接客の半分はできていると思ってもいいと思いますよ。

2.普段は喋れるという意識を持つ

飲食店で初めて働く人にとって緊張するのが接客。
言葉遣いを間違ってはいけない、とか、ミスをしてはいけないというプレッシャーが自分の中で大きくなってしまい必要以上に緊張して言葉が出てこないなんて人もいるみたいです。

そんな時に思い出して欲しいのは、普段友達などと喋っている時は、普通に喋れるということ。つまり、喋れないのではなく、単純に慣れていないだけの問題だと思ってください。
普段の生活でちょっと目上の人(学生の方であれば先生とかでしょうか)と話す感じで喋ると気持ち的には楽になるかもしれません。

3.仕事は慣れで出来るようになる

おそらく働いてから一番最初に突き当たる壁が「仕事が全然できない…」といった部分。
最初の数回は自分が思ったように動けなかったり、叱られたりして気持ちが沈むことが多いでしょう。

ただ、初めての仕事なんて案外そんなものです(笑)

稀にずば抜けて素質があって何でもすぐに覚えてしまうというような人もいるのですが、そういう人は正直100人に1人くらいの割合です。
ほとんどの人が最初は全然出来ないところから始まって、叱られたりし、ちょっとづつ慣れながら成長していくのです。もちろん私も最初は全然出来なかったうちの一人です。

最初の1〜2ヶ月は出来なくてもそこまで落ち込む必要はないです。
ただし、自分なりに「どうしたらできるようになるのか」「どこを改善すればもっと仕事ができるようになるのか」を考える習慣をつけましょう。考えぬく人と考えない人、数ヶ月で仕事の上達に雲泥の差が出ます。

4.教えてもらったらお礼を言う

飲食業は一人でやる仕事ではないので、店舗内のチームワークが非常に重要になってきます。
一緒の店舗で働く人、特に一緒の時間帯に働く人には色々と教えてもらうことも多いと思います。教えてもらったらきちんと「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。

教えている方も「新しく入った人を一人前にする」という任務があるので実は結構なプレッシャーがあるのです。
「教えてもらって当たり前」という態度は取らないようにしましょう。

まずは基本を抑えること

いかがだったでしょうか。
あまりにも基本なので拍子抜けした方もいるかもしれませんね。
ただ、仕事は基本的なことほど軽視されやすいので、初めての場合はまず基本をじっくりと抑えることから取り組みましょう。
テクニック的な部分は後からどうにでもなるので。

これを読んだ人が楽しい飲食アルバイト生活を送ってもらえると嬉しいです^^