先日、通勤中に電車のホームで高校生が

「接客の仕事をやりたいんだけど地元だと見つからないんだよなー」
「確かにこの辺は少ないよなー」

という会話をしていました。

ホームには結構な人数の人がいたのですが、こういう飲食・接客サイトを運営しているのもあってこういう会話には非常に敏感になります(笑)
個人的には「接客を進んでやりたい、というのはなかなかいいなあ」なんて思ったり。

で、こういう会話がリアルで行われているということは実際にそういう考えを持っている人も多いのではないかと思い、今回は「地元でバイトが見つからない!」と悩んでいる人に向けて探し方を書いてみます。

学生時代の体験談

私が学生の頃はインターネットが始まったばかりの頃だったので、そもそも今みたいにアルバイト情報サイトで探すということがありませんでした。
主要な情報源は新聞に挟まれているチラシ。
そこに「初心者の方、大歓迎!」「笑顔があふれる職場です」みたいな広告が出されていたわけですね。

さて、話を戻すと私は学生の時にアルバイトをしようと決心したのですが地元の求人掲載が非常に少ない。
何件かチラシを元に電話をしてみたのですが時間帯が合わず、仕方なく二駅隣りのある飲食チェーン店に申し込んでみました。

そして面接を受けた際に言われたのが

「なんで地元のお店(同チェーン店舗)に行かないの?」

ということ。
私がチラシに求人が掲載されていなかったことを伝えると、その面接官の方はその場で電話をしてくれ、結果、地元で働くことになりました。
私としても二駅隣りに働きに行くのは面倒だったので願ったりかなったりでした。

求人は出していないけど店頭はどうか?

当時、地元のお店が求人を出していなかったのは多分間違いないと思います。ただもしかすると店頭に求人募集の掲載などがあったのかもしれません。
飲食店の場合、店頭に垂れ幕で求人情報を大きく掲載していることがあるので求人情報サイトに掲載されていなくても店頭を確認してみることでバイトを募集しているということがわかったりします。

もし「このお店で働いてみたいなー」という所があって求人情報サイトなどに掲載されていない場合は一度店頭を確認してみてはどうでしょうか。
また店頭だけではなく店内、あるいはトイレなどにも「アルバイト募集中」の張り紙をしていることがあるので本当にここがいい!という場所があれば店の隅々まで見てみると良いでしょう。

実際にお店に問い合わせてみる

次にちょっとハードルが上がるのですが、実際にお店に問い合わせてみるという方法もあります。
というのも、求人媒体に掲載するのには当然のことながらお金がかかるので、店によっては経費削減で媒体に求人を掲載していないということもあるためです。
あるいは求人媒体に掲載していたけれどもあまりいい募集がないまま掲載期間が終わってしまった…なんてお店もあります。

実際に電話をしてみるのが一番確実に分かる方法なので、電話問い合わせに抵抗がない人は問い合わせてみるとよいでしょう。

ちなみに電話をする際には時間帯を配慮しましょう。
別の項目で「飲食店バイトで面接の電話をするのに適切な時間帯は?」というのを書いているので参考にしてみてください。

 
アルバイト情報サイトを見てみるのが手間としては一番楽なのですが、どうしても地元の店で働きたい、という人は参考にしてみてください。
また地元ではないところでも、きちんと交通費が支給されるところもあるのでそのへんの条件も考慮して探してみると自分の希望に沿ったアルバイトの情報が探しやすくなりますよ。