デジタル時代の新しい面接のスタイルをユニクロが開始しています。

ユニクロ、動画でバイト面接 応募しやすく:日本経済新聞

面接者が動画で自己PRを行い、それを店長が確認することで採否を決めるというもの。
スマートフォンが一般的になってきて、動画を撮影するというのも難しい技術ではなくなってきているので、新しい面接の方法としてはすごく面白いですね。

動画バイト応募の手順

現在(2016.8.25)、ユニクロの一部店舗限定で行っています。
店舗は以下3店舗。

  • 渋谷道玄坂店
  • ビックロ新宿東口店
  • 池袋西武店

どんな感じになっているのかなと思い、ユニクロの公式サイトを見に行ってみたのですが見た限り普通の応募フォームしかありませんでした。

ユニクロ渋谷道玄坂店のページ
uniqlo

一度履歴書を送ってから、担当者からの連絡が来て「動画でも投稿できますよ」というようなお声掛けがあるのかもしれません。

ニュースによると内容は「志望動機」「希望の業務」などを動画でアピールし、専用サイトに保存。その動画を採用担当者が確認の上、合否確定。合格の場合には、店舗見学をでき、実際に働くかどうかを決めるとのことです。

この方式は新卒採用でも「デジタル面接」として導入されており、面接時間などの調整に時間を取られないことから好評を博し、今回のアルバイト採用での導入が決まったようです。

新しい採用方式

実際の面接の流れなどを見てみるとお互い都合のいい時間帯で動画を撮影したり、確認したりするのでムダは少なそうですね。

私は飲食時代に店長をやっていたので、アルバイト採用の経験もあるのですが、四苦八苦して時間を調整した結果、アルバイトの人がドタキャンするなどということもあるので本当に双方にとって時間のロスが減るんだろうなと感じます。
休みなのに面接のためだけにお店に行きドタキャンされたような日には泣きたくなったこともしばしばです…(泣)

また、アルバイトの面接を受ける側の人にもメリットがあります。
「当日緊張してしまって言いたいことの半分もちゃんと喋れなかった」「本当に頑張りたい意欲があるのに上手く伝えられなかった」という従来の「本番一本勝負」の面接のリスクを避けることが出来ます。
動画であれば撮り直しが可能なので、自分が納得の行く内容を動画としてまとめて相手側に伝えられるので緊張しやすい人でも「言いたいことを伝えやすくなった」といえるでしょう。

今はユニクロの店舗限定とのことですが、今後全国的にもこうした面接が進んでいきそうですね。