飲食店の場合、職業柄、老若男女さまざまな層の人と知り合うことが多いです。
その人間関係は退職後にどうなったか、私の体験談を元にまとめてみます。

「退職したらなんだか疎遠になってしまった…」「前はあんなに仲が良かったのに…」という人の参考になれば幸いです。

退職して数年経つとやはり疎遠にはなる

私が続けていた飲食で一緒に働いた人は相当数(数百人はいるのでは…)になったかと思います。
その中でも特に仲の良い、それこそ仕事外でも食事に行ったり飲みに行ったりするような人もいました。

その人達と今、どういう関係になったかというと、ほとんどの人が疎遠になってしまいました(泣)

退職後最初の数年は1年に2〜3回飲みに行くということがあったのですがやはり仕事も別、住んでいる地域も別となってしまうと段々と接点がなくなってきます。

今でもたまに飲みに行くのは2〜3人です。
それも本当に1年に1回あるかないか、といったところですね。ちょっと寂しい…

イベントの時に会う

ただ、結婚式などのイベントごとで呼んでもらえることはあります。
例えば以前アルバイトで働いていた子の結婚式に呼んでもらい、その場に集まったのもアルバイトの子が多かったので当時の思い出話に花を咲かせました。
新郎新婦共にアルバイトの子だったので、当時付き合い始めた二人のことを思って感慨深かったのを覚えています。

しばらく会っていなくてもこういう時に久しぶりに会って色々喋れることもあるのは嬉しいところです。

最近はSNSなどで薄いつながりもある

facebookなどの実名SNSが普及したことにより、facebookのアカウントを持っていると突然友だち申請が来ることがあります。
当時は高校生だったのに今や子供もいる親になっている、など驚くことも多いです。

SNS上でほとんどやりとりは発生していないのですが、その人がアップしている写真などを見ていると「元気にやっているんだな」と感じます。
直接会うわけでもなく、薄い繋がりですが、今の時代はこういうのもいいのかもしれません。

縁があればまた何かの際に会うこともあるかもしれないですし、場合によってはこの薄い繋がりがビジネスとして繋がることもあるのかもしれません。

現役で働いている時に注意したいこと

社員として働いているとどうしても色々な人と対立することは多いです。
自分の意見をきちんと主張して対立することはそれはそれで重要です。

ただ、仕事をやっていく中でただのビジネスだけの冷たい関係というのもやはり味気ないものになってしまうので、一緒に働く人はその後も繋がっていられるように人としてお互い尊重するといいのかなと思います。

現場で働いている時に、一緒に働く人に対して思いやりの心を忘れないようにしたいものです。