転職活動において業界研究は必須。
「自分がこれから行く業界がどのようなスケールや世界観なのかを知る」「そもそも業界を全然知らないような人は採用率が低くなってしまう」という二つの意味で重要になります。

重要なのは分かっている一方で業界研究ともなるとどこから手を付けていいのか分からないのでちょっと面倒な部分もありますよね。
そこで業界研究についてどのように着手していったらいいのかをまとめました。

「自分がいきたい業界がわからない」という人はまず「何をしたいのか」を考える

業界研究をする前にまず「自分がどの業界に行きたいのかわからない」あるいは「行きたい業界がありすぎてどこから調べたらいいのか分からない」という人もいるでしょう。
この場合、闇雲に業界研究に着手しても時間がもったいないので、一度自分のやりたいことをきちんと自分の中で整頓しましょう。

やりたいこと探しの方法は別途まとめたので以下を参考にしてみてください。
【自分探し編】「転職したいけど何をしたいのかわからない」という人へ。私もそうでした。

自分のやりたいことを明確にしておくと業界の優先度を付けられて、より業界を絞り込みやすくなります。

「業界」はざっくりと「業種」「企業」はじっくりと研究する

「業界研究」と言っても示す範囲は非常に幅広いです。

例えば「IT業界」と一口に言っても「ウェブ系制作会社」なのか「広告運用の代理店」なのか「エンジニア系」なのかの業種によって仕事内容は大きく変わってきます。
このようなことから「業界研究」についてはざっくりと大枠で捉えておき、どちらかというと「業種研究」や「企業研究」をじっくりと行っていくのが良いでしょう。

例えばIT系のA社があったとして、業界・業種・企業の3点と自分の要望をあわせてみるとします。

A社

  • 業界:IT業界
    (自分の要望:将来的にインターネットを使った技術の業界で働きたいのでIT業界に行きたい)
  • 業種:ウェブ制作
    (自分の要望:制作会社は将来的にも需要があると思うし、デザインは得意なので仕事したい)
  • 企業:給与体系・残業
    (自分の要望:給与はそこそこでもきちんと土日休みをしたい)

業界は自分の将来の展望、業種はそこからの具体的な絞り込み、企業は労働環境などの実際の環境面について考えていきます。
この3つのどの部分が欠けても快適に働くことが出来ないので転職活動中の人は改めて3つの視点と、自分がやりたいこととでかけ離れていないかを確認します。

業界・業種については転職エージェントに自分のイメージと乖離がないか相談し(実際に自分の代わりに色々と実情を調べてくれたりもします)、企業については企業の公式サイトだけではなくネット上の口コミサイトなどを参照にすることをおすすめします。

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