20代の社会人になりたての時と比べ、仕事にも慣れてきていわゆる「脂が乗っている」と言われる30代。

ところが最近30代の会社員の中でも「会社に行きたくない」「会社を辞めたい」という人が増えてきています。

もしこれを読んでいるあなたが「会社に行きたくない」あるいは「会社を辞めたい」という30代の方であればぜひとも一度目を通してみてください。

30代のしんどさは20代とは性質が異なるもの

20代と違い30代の会社員の場合、「会社に行きたくない・会社を辞めたい=単純仕事がきつい」ではないことが多いです。

20代だと「学生時代からの環境の変化がきつい」「上司に仕事のことでしょっちゅう怒られる」などが悩みの中心ですが、30代の場合「少し前まで仕事に燃えていたのに急にやる気が無くなってしまった」「仕事自体はきつくないけど毎日がむなしい」といった原因不明のものから、中間管理職で新しいステージに立って精神的な負担が増えて誰にも相談できない、あるいは「今の会社でどのくらいまでしか出世できないのか先が見える」など、全般的に相談しにくい、自分一人で抱え込んでしまう精神的なものになりがちです。

この際、一番大事なこととしては「自分を否定的に考えない」こと。

日本のサラリーマンはストイックで自分に厳しい傾向にあるので「30代にもなって会社に行きたくないなんて甘ったれている」「もうちょっと自分は頑張れるはずだ」と、実際には心が悲鳴をあげているのにみずから鞭打って働いてしまうことが多いです。

30代で社会人として完璧な人などほとんどいません。

まずは自分が疲れている、あるいは会社を辞めたいということを自分自身が認めてあげましょう。

精神的な疲れが過剰になったら要注意

この時点で注意しなくてはいけないことは「精神的な疲れが極端になってきたら赤信号」ということ。

特に「涙が勝手に出てくる」「吐き気がある」「呼吸するのが苦しい」などの身体の症状に出てきた場合には要注意です。

精神的な負荷が大きくなっていくと、うつなどの症状を引き起こしてしまいます。

ちょっとでも自分の精神状態に不安を感じるようであればまずは話を聞いてもらう程度の心構えで問題ないので心療内科に行ってみましょう。

心療内科に相談しづらいという場合

「不安だったら心療内科に行ってみましょう」と書いたものの、なかなか心療内科にサクッと行けない人も多いと思います。

私も過去に仕事で苦心して「明らかにこれは精神的にまずい状態になりつつあるな」と感じて心療内科に行こうと思ったのですが、なかなか体が動きませんでした。

その際にちょっと心が軽くなったのは水野敬也さんの「精神科をハシゴしよう」という話です。
私はこれで心療内科に行くことを決意できました。良い話なので参考に…。

精神科をハシゴしよう|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba

実際に行ってみて話を聞いてもらうだけでもだいぶ心が楽になるので「ちょっと精神的にまずいな」と思ったら、軽い気持ちで門を叩いてみるおすすめします。

30代は転職できるのか?

ここからは「会社を辞めたい」と考えている人に具体的な転職についての話を書きたいと思います。

仮に「辞める」「転職する」と考えた時に不安なのは「30代は転職できるの?」という点でしょう。

結論から言ってしまうと「30代はまだまだ転職できる世代」です。

転職はできるものの、20代と比較すると転職市場で求められるものや与えられているステージが異なってくるのでその点を注意しましょう。

(20代との大きな違い)

  • 30代は「若い」とは言えない年齢なので「未経験」転職が難しい
  • 転職先に求められるのが「管理職経験」「即戦力」

順に説明します。

(1)30代は「若い」とは言えない年齢なので「未経験」転職が難しい

30代に入ってくると「未経験」の転職が難しくなります。
これは30代の中でも年齢が上がっていけば上がっていくほど厳しくなっていきます。

未経験採用をしているところは「ポテンシャル採用」といって、これから育ちそう、育てたら伸びそうといった世代(20代)を中心に採用しているのが一般的です。

もちろん絶対に無理というわけではないのですが、未経験採用は20代よりも狭き門であることは頭の片隅に入れておきましょう。

(2)転職先に求められるのが「管理職経験」「即戦力」

30代をすぎると求められるのが「管理職経験」あるいは「即戦力」という点です。

この点は20代にはない「売り」となるポイントと言えます。

管理職経験がある場合は、自分がどのように組織やチームをマネージメントして、どのような成果を出したのかを押し出すことで管理職経験者のいない企業には非常に魅力的に映ります。

そして「即戦力」については同業他社に移るようなケースです。
一から仕事を教える必要がなく、現場ですぐに活躍してくれるような人材を欲しがっている会社はそこかしこにありますし、どの企業も経験者を欲しいというところがほとんどなので、企業から見ると魅力的なスキルと言えるでしょう。

※「私は管理職経験もないし、即戦力と言えるほどのスキルもない」という人の対応方法については後述します。

在職しながらの転職活動は必至

30代、それも後半になればなるほど求人の幅もどんどん狭まってきます。
求人がないわけではないですし、高給の求人もたくさんあります。ただし、求人のハードルが高くなるのです。

20代前半のように「やる気だけはあります」だけでは通じない世界が30代後半の転職です。

このようにハードルも上がってくるのが一般的なので、転職活動をする場合には現職で働きながら活動し、転職先が決まったら退職することをオススメします。

退職してから転職活動をすると転職先が決まらなかった時の焦りが非常に大きくなってしまいます。

「管理職経験や特別なスキルがない」という人は?

ここまで読んで「管理職経験や特別なスキルがないので自分には転職は無理だ…」と思った人もいるかも知れません。

でも安心してください。

散々厳しめなことを書きましたが、世の中の多くの30代の人が「自分には管理職経験や特別なスキルがない」と考えています。
そういう人が転職できないのかというともちろんそんなことはありませんし、むしろどんどん転職しています。

「管理職経験や特別なスキルがない」という人の場合、やらなくてはいけないことは「自分の職の棚卸し」。

自分が今まで仕事でどんなことをやってきたのかを棚卸しするのが重要です。

「自分には管理職経験や特別なスキルがない」という人の場合、自己評価が低い人が多いのでオススメしているのはリクルートエージェントなどの転職エージェントを利用して自分の棚卸しをエージェントのコンサルタントに行ってもらうことです。

原則的にエージェントとは対面や電話で面談をすることになるのでそこで自分の気づいていないスキルなどを発見したり、どうやって自分売り出していけば強みになるのかがわかります。

実際に相談してみると自分自身でスキルだと思っていないことでも他人(企業)から見たらすごいスキルというのは往々にしてあるもの。

自分の強みがわかれば転職活動でも大いに役に立ちますし、仕事をするにしても自分の強みを意識してみがくこともできるので転職活動に留まらず、人生において有利な一手を打ち出すことができます。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト

これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
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