【タイプ別】嫌いな上司への対処方法

どんな職場にも一人や二人、まったく気が合わない人はいるかと思います。
それが同僚や後輩であればいいのですが、面倒なのは上司だった場合。

上司と部下という会社員としての主従関係があるので無下にないがしろに対応をするわけにもいかず困りますよね。

ネットで対処法を調べてみると「仕事だと思って割り切る」とか「毅然とした態度を取って言わなくてはいけないことは言う」等の意見が書いてあったりするのですが、それができたら苦労しないですよね。
私もかなり気が弱い方なのでグイグイこられる上司にはほとんど反抗できませんし、意見すら言えないことが多いです。
(幸い、今の職場にはそういう人はいないですが…)

そもそも、嫌いな上司のタイプによって対処の方法は変わってくると思うので、今回は特に嫌がられる上司のタイプ別に対処方法、そして実際にネットで言われているような嫌な上司に対しての対処方法を私が実践してみた感想などをまとめてみました。

 

タイプ別嫌いな上司への対処方法

 

怒鳴ってくるタイプの上司と対処法

「上司に机を叩きながら怒鳴られている」という知人の話」に書いた、怒鳴ってくるタイプですね。
何かあるとすぐ怒鳴るというタイプの人です。
「こういう人の内面は臆病だから冷静に考えると良い」というのが一般的な考え方ですが、こうした人を怖いと思ったり萎縮するタイプ(私もかなり萎縮タイプです)の人にとってはそんな冷静に見られるわけがありません。

対処方法としては「上司の上司や、人事の人に相談する」というのが一番近道でしょう。

本人は無自覚に正当に怒っていると思っていることがほとんどで、直接伝えてもなかなか冷静に受け止めれくれることが少ない傾向にあります。
それよりももっと上の偉い人に相談してみるか、人事部に悩みとして直接相談してみることです。
場合によってはパワハラに当たるようなこともありますので人事部がない場合は自治体の労務局なども利用できます。

この手のタイプの上司に悩んでいる人は基本的に萎縮して、我慢に我慢を重ねた結果、精神的にパンクしてしまうという人が多いので早めに相談をしましょう。
もしそれで無理ということであれば自分がダメになってしまう前に、転職などを検討してみても良いでしょう。

 

無責任・丸投げタイプの上司と対処法

面倒くさい仕事をなんだかんだでうまく丸め込んできて部下に丸投げするタイプの上司です。
前述の怒鳴ってくるタイプの上司のように精神的な圧迫感はないのですが、自分が楽をしようとしているのが丸見えでイラッとすることがあります。

このパターンの上司については注意が必要で「本当に楽をしようとしている」という人と「部下の成長を促すために仕事を振っている」という人がいます。

実際に前者と後者を見分けるのは難しいです。
上司に一度でもなったことがあれば分かるかと思いますが、上司になると自分はできるだけ仕事を部下に振って組織を成長させるというのが「正」とされることが多く、部下に仕事を任せるのは必ずしも悪いことではありません。

このタイプの上司の対処法に関してはケースバイケースなところがあります。
最初に「仕事を振られることが悪いわけではない」ということを前提にして、自分はどのように仕事を振られれば満足なのかを考えてみましょう。
例えば「仕事を丸投げにしないでちゃんと手順を説明して欲しい」であったり、「仕事が終わってからのチェックやフィードバックをきちんとしてほしい」などがあるかと思います。そこを明確にした上で上司に直接相談しましょう。

相談した上で上司がまったくアクションを起こしてくれないような場合には、その不満を伝えてみます。
それでも変わらないということであれば「ダメ上司」と諦めるしかないですね。

最終的には割り切ってその職場で働き続けるか転職するかです。
昔、私の同僚で上司がこうした丸投げタイプの人で「もうやってられない」と言ってそのまま転職してしまいました…。

 

えこひいきタイプの上司と対処法

特定の人のみえこひいきをするタイプの上司。
過去に「職場の上司のえこひいきにストレス…その際に考えたいこと。」でまとめていますが、パターンとしては2パターンに分けなくてはいけません。

  1. 他の誰かがえこひいきされている
  2. 自分だけがえこひいきされている

ほとんどの場合が前者の「他の人がひいきされていて自分だけが差別されている」といったケースです。
この際に注意しなくてはいけないのが「自分だけが」という点です。
ありがちなのが「自分だけが怒られている」という時に「実は自分だけが仕事でありえない失敗をしていた」ということ。要するに上司が「怒る」ことが特に間違っていないような場合です。
こうした場合には自分の仕事を鑑みて仕事の精度を上げていくことに心血を注ぎましょう。

逆にそうではなく「なぜか」自分だけが避けられているような場合や過度に怒られている(怒鳴る、みんなの前で大声で叱るなど)場合は、一度上司に直接「どうして自分だけ扱いが冷遇されているのか」など伝えてみてください。直接聞くことで解決策が見えることがあります。
もし、上司に伝えにくいということであれば人事部など(人事がなければ地域の労務局など)に相談しましょう。

後者の「自分だけがえこひいきされていて会社に居づらい」という場合には、自分以外の人にもきちんと評価が行き渡るように上司の前で他の人をできるだけ褒めるようにしましょう。
これはこれで面倒くさいのですが、他の人から見られる「ひいきされている感じ」が多少は少なくなります。

 

ネチネチ系上司と対処法

パワハラ等が厳しくなっている時代なので、一番最初に挙げた「怒鳴ってくるタイプの上司」はかなり減ってきている印象です。
その代わりに出てきているのがこの「ネチネチ系上司」。

ひたすら仕事のミスや嫌味をグチグチ言ってくるタイプですね。本当に時間がもったいないです。
恫喝するタイプではないので、言われている方としてはただただ「めんどくさい」というのが正直なところでしょう。

対処法の一つとしては「仏になる」。
ネチネチ言われている最中に話を半分聞きながら、今日の夕食のことを考えたり、週末にどこに遊びに行くかなどを考えます。

そうすることで多少は気が紛れるのですが、やはり精神的には早く状況を脱したいというのが正直なところ。

そこでもう一つの具体的な策として、会社内の予定を詰め込んでおくことです。
予定を詰め込んでおくことで、上司にネチネチ言われ始めても「すいません、お話の途中なのですがちょっと今から会議が…」などと断ち切ることができます。

上司の行動パターンや、説教をする時間帯などを把握して予定を上手くそこに合わせるようにしておくと、上手く行けばこのネチネチタイムを減らすことができます。

あとは実害がないので「楽しんでしまう」というのも一つの手です。
昔の私の上司にとにかく話が長い(そして大して話の内容に中身がない)人がいたのですが、途中から「どれくらいの頻度で、どれくらいの時間話しているのか」をエクセルでグラフにして視覚的に見えるようにしていました。
そうすることによって話が長くなれば長くなるほど、心の中で「あ、今日は新記録が出るんじゃないか?」と楽しむ余裕が出てきます。

 

部下の手柄を横取りする上司と対処法

「手柄を横取りする」上司も今は大分減ってきたと思いますがまだまだ存在するのも事実。
こういう上司についてはシンプルに「自分がしてきた仕事を横取りするのはどういうことか」と伝えた方がいいです。

というのも、会社員でいる以上、自分の仕事が評価されない限り評価は上がりませんし、評価が上がらないと給料も上がらないというのが事実だからです。
横取りされればされるほど、上司の(上からの)評価は上がるもののあなたの評価が上がることはまずありません。

率直に言ってみて今後も改善されないようであれば、そういう職場は早めに去ってしまったほうがいいです。
社会人は自分の仕事の評価がされてなんぼの世界です。転職の準備を始めましょう。

 

一般的に言われている対処方法について私が実践してみた感想

次に一般的に「嫌な上司とはこうして付き合え」と言われている対処方法について、実際にやってみた個人的な所感を書いていってみます。

仕事だと割り切って我慢する

「割り切り」系の対処はできるようになれば社会人としてどんな苦難にも耐えられるような気がするのですが、正直なところ私には無理でした……。
割り切って対処しようにも、やっぱりイライラはしますし、頭には来ますよね。人間ですし。
多少気持ちが軽減することはあると思うのですが、これができる人はおそらく相当のコミュニケーションスキルがある人に限定されるのではないかと。

俯瞰して見る

上司の裏側を想像する方法です。

「今日機嫌が悪いのは家で奥さんと喧嘩したからではないか」
「今自分が叱られているのは、本当は叱りたくないけど成長を考えてくれているからではないか」

ただ「怒られている」などの見方を平面でするのではなく、裏側を想像して見る方法です。
実際に上司からするとこういう「裏側の心理」があるのかもしれませんが、本当かどうか見えないだけに実践してみましたが難しいです…。
同じような方法で「上司だって人間だし完璧ではない」という神の視点で見るという方法も実践してみましたがやはり私には難しかったです。

上司のいいところを10個挙げてみる

多少見え方は変わることがありますが、やはり「腹の立つこと」の方のインパクトが強くて、余り効果がなかったです。

なるべく関わらないようにする/敢えて関わるようにしていく

「なるべく関わらないようにする」は上司次第でこちらでコントロールしにくいので難しいという印象でした。
反対の「敢えて関わるようにする」についてはごくまれに上司のいいところが見えてきたり、ひょんなことから上司と仲良くなったりすることがありました。上司は上司で立場的に孤独な人が多いので案外かわいがってくれることもあったりします。

経験則から言うと「関わらない」「関わっていく」で言うと「関わっていく」の方がポジティブな結果を生むことがあります。

(実践なし)上司に仕返しをする

最後に実践したことはないものの、おすすめしない方法としては「上司に仕返しをする」ということ。
「上司に不快な気持ちにさせられたのだから仕返しをしてもいい」と考える人がいますが、私はこの考え方には反対です。

仕返しをしようとすると色々なところに気を回さなくてはいけなくなります。
例えば「自分がやったとバレないようにする」「会社内の自分の評価が下がらないようにする」など細かくやろうとするとかなり面倒くさいです。

また上司にバレた際に一番危険なのが「仕返しの仕返し」が起こってしまうこと。
そうなってしまうと目も当てられません。

仕返しをしたいくらいに腹が立つのであればいっそ転職してその会社から「自分という人財を減らす」という方法をとるのが一番の復讐といえます。

 

転職という選択肢

自分の経験に基づいて嫌いな上司に対しての対処法をまとめてみました。
私の場合、嫌な上司と長く一緒にいるということがほとんどなかった(飲食時代は異動や転勤が多かったため)ので、上司が嫌で転職ということはありませんでした。

ただ、ほとんどの人のケースでは「同じ上司とずーっと一緒」「配置転換なども難しい」というパターンなのではないでしょうか。
パワハラ等の極端なケースの場合は、人事や労務局に相談してどうにかなることもありますが、そうではなく相性が悪い場合には解決策がなかなか見つからないということもあるかと思います。

そうした際に転職をするというのも一つの手段としてありなのかなと私は考えます。
こうした時の転職は「転職先でも同じ人間関係になるようなことがある」だったり「後ろ向きな転職は成功しない」などと言われますが、我慢に我慢を重ねて精神的に参ってしまって動けなくなってしまった、などということは今の世の中で多々あることです。
そうなる前に転職をして環境を変えてみるというのは決して悪いことではないかと思います。

自分の精神状態ときちんと向き合った上で将来そのままの職場で続けるのか、転職をするのかを天秤にかけてみるのもいいでしょう。

 

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