よくある質問です。
「飲食店のアルバイトに応募したいのですが志望動機はどのように書いたらいいのでしょうか?」

個人的な意見を言わせてもらうと「志望動機」に困るような仕事に就く必要があるのかな?と思わなくもないのですがw
このサイトでは繰り返し書いている通り結構ハードな仕事ではあるので、もし「なんとなく」ということであれば他の仕事をおすすめします。

自分の中に「やってみたいなと思う気持ちがあるけどうまく履歴書に書くことができない」「面接でうまく喋れる予感がしない」という人向けに、今回は書いてみたいと思います。あくまで「やってみたいな」という気持ちがある人向け。

また実際の履歴書の書き方や面接のポイントなどは以下を参考にしてみてください。
元店長が教える飲食店のアルバイト・履歴書の書き方や面接のポイント

「未経験だが接客業をやってみたい」「飲食業に関わってみたい」

一番親和性があるようで、一番難しいのではないかと感じますw
というのも、お店としては「長く続けてくれる」という人を探しているので「接客業をやってみたい」という人だと判断に難しい部分があります。
これを聞いて思うのは「接客業を実際にやってみたけど、向いてなかったのでやっぱりやめます」みたいにならないだろうかということ。
なのでここを志望動機にするのであれば「何故その店がいいのか?」などを中心に考えると良いです。

例えば・・・
接客業に興味がある・やってみたい。

実際にお店に行った際に接客のクオリティが非常に高かった。

未経験ではあるもののこういったレベルの高い環境で働きたい。

こんな流れだと「なぜそのお店がいいのか」が明確になってくると思います。
もちろん実際にお店にいくのは必須です。

「将来的に飲食の仕事をしてみたい」

これはちょっといいな、と思いますね。
一方でその「将来」がいつ来るのかがはっきりしないと、お店にしてみれば「いつか辞めますよ」をあらかじめ宣言されているようなものなので、具体的な将来設計を見せるといいでしょう。
もちろん事業計画書などではなく「しっかりと勉強した上で3年後に」とかそういった曖昧な感じで問題ないです。

ここも前述の流れと同じなのですが「将来的に飲食の仕事をしたい」というところで「なぜその店を選んだのか」を考えると喋りやすいです。

実際にお店に行こう

アルバイトの方が軽視しがちなのが店に対しての事前の調査です。
実際にお店に何回か(少なくとも1回は)足を運んでみることで実際にどんな空気なのか?というのが案外分かるものです。
例えば以下のようなこと。

・アルバイトさんの雰囲気はいいのか、ギスギスした空気ではないか
・店長がやたらと厳しそう・偉そうではないか
・お店の清潔感はあるか
・働いている人が楽しそうか

1回行くだけでもこのへんが分かることが多いです。
例えば行ってみて「何だかよくわからないけどやたらと偉そうないけ好かないのがいる」「やたらと職場がキツそう」となった時に「ここでは別に働かなくてもいいや」となりますよね。
事前にお店に行っておくことで面接で喋れることが増えるだけではなく、職場とのミスマッチを防ぐことが出来ます。
真剣に考えているのであればぜひ1回お店に偵察に行ってみましょう!

面接官にグッとくる言葉

最後に。
もうこれは身も蓋もない話になってしまうのですが、最終的にグッとくる言葉は「人のいない時間帯に入れます」というところですw
募集の背景を考えると単純に「人が足りないから」もしくは「人が足りなくなるから」なので、その穴を埋めてくれる人が一番重宝されます。

もちろん嘘をついてまで入ってもお店も働く人もお互い不幸になるだけなので、できることをきちんと喋れるようにしましょう。

参考:面接時に飲食業バイトのシフトで確認しておきたいこと