最近は新卒入社で入った会社を3年未満で辞め、転職をするという人が増えてきています。
そういった方は分類的には「第二新卒」となり、おそらく転職活動も初めてという方が多いでしょう。

第二新卒の方向けに転職を成功させるためにはどうすればいいのか、面接官視点も含めてポイントをまとめました。

(はじめに)第二新卒の定義

この文章を読んでいる方の中には「そもそも私は第二新卒に含まれているのだろうか…」と心配している人もいるかもしれません。

最初に「第二新卒」の定義を確認してみましょう。

第二新卒(だいにしんそつ)とは、学校等を卒業して一旦就職したが、短期間(主に1年未満〜3年)のうちに転職を志す者のこと。「第二新卒者」とも称す。
第二新卒 – Wikipedia

「新卒入社した後に3年未満で転職する人」と考えると一番わかりやすいでしょう。

ただ、あくまで目安程度なので「3年半働いていた」からと言って第二新卒に含まれないかというとそういうわけでもなく、そのあたりは曖昧な部分も多いです。

会社が第二新卒に期待するのは社会人常識と若々しさ

「新卒入社して3年未満」というと会社内で大きなプロジェクトや仕事に関わったり、マネジメント経験が豊富ということはほとんどありません。

第二新卒の方は「企業が第二新卒を採用することに何のメリットがあるんだろう…」と感じるかもしれませんが、企業側からすると大きなメリットは2つあります。

  • 新卒と異なり基本的なビジネスマナーが身についていること
  • 若々しくエネルギッシュなこと

新卒を採用する場合には名刺の渡し方、電話の取り方、敬語の使い方など学生時代になかった基本事項をあれこれ教えなくてはいけません。
(簡単なように見えますが会社内では実はこれらの研修にかなりの時間と費用がかかります)

第二新卒採用の場合は、社会人経験を一定量積んでいるというのが前提。ビジネスマナーの基本部分が身に付いているという点で会社は教育の手間が省けます。

次に若々しくエネルギッシュなこと。つまり「若さ」。これはみなさんが思っている以上に重要です。

私もだんだんと歳を取ってきたので分かるのですが、やはり若い人にしか出ないオーラのようなものがあります。
若い人が増えると会社内の雰囲気や空気もちょっと活気が出てくるんです。

そういった目に見えない部分でも第二新卒には期待感が強く持たれます。

面接官から見た第二新卒は…

私が面接官をやっているので、あくまで私個人の視点で面接官から見た第二新卒の人がどう見えるかを補足します。

前述の通り、会社としては即戦力にならないことがほとんどなので、面接官側からすると「この子は伸びそうだな」とか「この子が入社したら活躍しそうだな」などの将来性を見据えて採用するケースも多いです。いわゆるポテンシャル採用と言われるものですね。

年齢を重ねてくると即戦力になりやすい反面、柔軟性にかけていく傾向があるので、まだ凝り固まっていない第二新卒は柔軟性や素直さの部分が重要視されます。

未経験採用で第二新卒が強みを発揮するのもこういう理由からです。

転職の成功と失敗を分けるポイント

ここからもう少し具体的に転職の成功と失敗のケースについて触れてみます。

失敗する転職

第二新卒の転職で失敗するケースの代表的なものは以下の通りです。

  • 社会人常識ができていない
  • 素直さや柔軟性がない

前述した第二新卒の強みを全く活かせていないというケースですね。

自分自身の社会人常識がどうかというのはなかなか自分自身では判断しづらいものの、面接官側からすると面接を10分するだけでその人に社会人常識があるかどうかすぐに分かります。

一例でいうと、面接官が面接室に入っても椅子に座ったまま、履歴書の写真を貼っていない、転職理由が会社への文句だらけ…などですね。
もしかすると「そんな人いるの?」と思う人もいるかも知れませんが、実際にいろいろな人の面接をしているとそういう人もいるのです…

こうした典型的なもの以外にも受け答えや言葉の遣い方など、少し会話しただけで社会人としての成熟の度合いは分かるものです。

もちろんすべてが完璧な人はそうそういるわけではないので過度に堅苦しく考える必要はないのですが、最低限のポイントは抑えておきたいものです。

成功する転職、3つのポイント

第二新卒が転職に成功するためには3つのポイントを確実に抑えてください。

  1. 自分の社会人マナーを客観的に確認してもらう
  2. じっくりと準備をする(あせらない)
  3. 転職先が決まるまで退職しない

順に説明します。

1.自分の社会人マナーを客観的に確認してもらう

自分のマナーはどうなのかについては一度転職エージェントを使って面接の練習などをしてもらった方が良いでしょう。

自分自身ができているつもりでも傍から見たら全然できていなかったり、致命的に良くないところがあったりするので自分の癖を知っておくことは転職を成功に大きく近づける第一歩です。
※全国的に求人数が多く、面談の時間帯や日程も柔軟なリクルートエージェントがオススメです。

2.じっくりと準備をする(あせらない)

「転職が初めて」というケースだと「1〜2ヶ月で内定が決まるのでは?」と考えている人も多いですが、転職活動期間はおおよそ3ヶ月以上の期間を見ておきましょう。

今の仕事から早く抜け出したいあまり求人票などを確認して良さそうなところに申込み、すぐに面接に行くといったような方法は得策ではありません。

良さそうな求人があっても一度キャリコネのような口コミサイトで実際の会社の評判(残業はどうか、給料はどうか、休日出勤はないのか、など)を調べてから申し込むかどうかをじっくりと考えます。

今の会社が嫌で転職をするのに転職した先がもっと良くないところというのはあまりにも本末転倒です。

3.転職先が決まるまで退職しない

最後に「転職先が決まるまで退職しない」。これは絶対です。

内定が決まればいいものの、決まらなかった時に「金銭的に余裕がなくなる」「履歴書のブランクが空く」といった二重苦が迫ってきます。
(「退職してからの転職活動。メリットとデメリットは?」という項目で記載しています)

退職をするのは転職先が決まってからにしましょう。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
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