このページの概要は…
- おすすめは「石の上にも三年」。ダメなら1年頑張ってみる
- こんな時は辞めても良いという状況もある
- 転職する場合、仕事をしながら転職活動をするのは必須
4月に入社した人も、そろそろ社会に出て1ヶ月経つ頃です。
社会人として会社に入って、いざ実際に働いてみると、仕事が思っている以上に上手くこなせなかったり、残業が多かったり、そもそも聞いてた仕事と全然違うということは現場レベルではよくあります。
その他にも、上司が怖いとか、社内がピリピリしているとか、初めて社会に出る新入社員の方にとっては色々なストレスが溜まったりするものですよね。
5月の連休を越えた辺りで一回目の「もう辞めたい!」のピークが来る人も多いでしょう。
今回は「既に仕事を辞めたい」と思っている新入社員の方にどうするべきなのかをまとめます。
あくまで決めるのは自分自身なのでひとつの意見として参考にしてみてください。
新入社員の時に会社に行くのがキツく感じる理由
会社に入社する直前の学生の時には、テレビドラマ、漫画に出てくるようなキャリアを積んでスマートに過ごす社会人生活や、今までになかった新たな才能を見出され大活躍、といったような夢のようなことを思い描いていた人も多いのではないでしょうか?
ただ、もう分かっている通りまずそんな美しい流れにはならないです。
9割以上の人が新卒で入ると会社のベテランに叱られ、仕事ができないことを実感し、体力も思っていた以上に使い、休日は疲れてグッタリして…ということになるでしょう。
私もまさに新卒の時そんな感じで「この生活を何十年も続けてきた父親って凄いな」と心から素直に思いました(笑)
新入社員で「キツイ」と思う理由の多くが、この「思っていたこととのギャップ」です。
自分が想像している以上に出来ないことが、どんどん膨らんでいって「辞めたい」に繋がっていきます。
おすすめは「石の上にも三年」
ではここでどうすればいいのかという話です。
あくまで私の意見なのですが、社会人になって新卒で入った会社は「石の上にも三年」という言葉にもあるように三年はいた方がいいのかなと思います。
どんな仕事であれ、新入社員で入った時にはまだ下積みの時代なのでその仕事の全体像すら見えていませんし、最初から仕事ができる人はほとんどいません。
私はもう新卒から10年以上経っていますが、1年目の新卒で仕事がバリバリできるなんていう人は周囲にはまずいませんし、私自身も相当なレベルのダメ新卒でした。
そこからひとつづつできることを増やしていって自信をつけて、少し大きい仕事に取り組んで、また失敗して、そしてできることをまた増やしていって…という繰り返しです。
今はキツイかもしれないですが、3年も経てばできることもどんどん増えて今よりは仕事が楽しくなっている…というのが私のこれまで生きてきた中での考えです。
また一般的には「すぐに辞めてしまう人」は社会的に評価されにくい傾向にありますので、やはり一定期間は会社にいたほうが良いでしょう。
「すぐ辞めるのは甘い」とかそういう話ではなく、市場で有利か不利かの一般的な傾向です。
思っていた仕事と違うことも多い
体力や精神のキツさよりも「思っていた仕事と違う」と訴える人もいるでしょう。
ただ仕事は「思っていた以外の仕事」の方が経験上多いです。
思っていた仕事だけをできるのであればそれはそれでハッピーのようにも思えますが、「思っていた以外の仕事」も行うことで将来何倍にも自分の実力になることが多いです。
実際、時代も変化が早くどれくらい柔軟にできるかが問われているような時代でもあるので、変化に対応できる力はこれから重宝されます。
(よくビジネスのシーンでも「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」というダーヴィンの言葉が引用されたりしますよね)
※余談
この「思っていた以外の仕事」関連で面白い記事を見つけたのでよろしかったらこちらもどうぞ。
4/1に入社した新入社員です。入社前に聞いていた仕事内容と異なる仕事をすることになりました…
こんな時は辞めても良いという状況
私の意見は前述のとおり「石の上にも三年」。
ただし次のような状況の場合には即刻転職を検討してもいいでしょう。
- 身体に異変が出た時(吐き気がする・涙が勝手に出る・過呼吸になる)
- 明らかに会社がブラック企業の時
身体に異変が出た時
必ず言っていることですが、明らかに体調に異変が出た際には気を付けてください。
人によっては鬱になってしまったりすることもあります。
もし自分で明らかに体調がおかしいなと思ったら早めに会社に相談し、一度病院に行きましょう。
仕事は一歩づつキャリアを積んでいくのも重要なものの、それ以前に身体の方が重要なので…
明らかに会社がブラック企業の時
最近は社会的にも厳しく取り締まられるようになってきているので世の中的には減っていると思いますが、「毎日終電(あるいは終電で帰れない)」「セクハラやパワハラが横行している」「休めない」といったブラック企業の場合も転職を検討しましょう。
続けていると体調を崩してしまう場合がありますし、時間の無駄です。
人生は仕事のためにあるのではなく、人生を豊かにするために仕事があることを念頭に置いておきましょう。
仕事をしながら転職活動をするのは必須
もし転職をするという場合には「仕事しながら転職活動をする」というのは必須です。
理由としては以下のような悪循環に陥ってしまう可能性が高いためです。
〜〜〜〜〜
転職が決まる前に退職をしてしまう
↓
転職先が決まらないと職歴が空白になる
↓
職歴の空白期間が長くなると面接で不利になる
〜〜〜〜〜
このループに陥ってしまうとかなりの悪循環となってしまうため、繰り返しですが「仕事しながら転職活動をする」というのは必須で、転職先が決まってから退職をするというのが王道です。
もしも忙しくて転職活動の時間が取れない、というような場合には、転職エージェントなどを活用し自分の転職条件を伝えた上で、仕事探しや給与交渉など代行してもらう方法もあります。
転職するにしても転職の方法だけは抑えておくことにしましょう。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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