このサイトでは繰り返し書いていますが私は飲食業で休みがなかったので、転職の際にはとにかく「休みのある仕事がしたい!」ということを心から願っていました。

一方で、世の中には「仕事が暇なので転職したい」という人もいたりします。
飲食時代の私が聞いたら羨ましすぎる環境ですが、実はこの状況にいる人はかなりツラいと言います。

今回はそういう環境にいる人が今どうするべきなのかをまとめます。

「自主的に仕事を探せ」という意見

この手の話になるとよく出てくるのが

「仕事は待ちの姿勢では出てこない、自主的に動くべきだ」

という意見。
いかにももっともらしい意見ですが、実際に経験した人(職場にそういう人がいました)に聞くともうそういうレベルの話ではないそうです。
自主的に探せること(業務マニュアルや社内の掃除、ファイルの整頓や業務改善案…etc)は行い、それでもやることがない。
とりあえず出勤したもののやることが30分で終わってしまう、残りの時間を何で潰すかを考える、という状況で発狂しそうになるそう。

忙しい会社に努めている人からすると「暇」というのは一見羨ましく思えますが精神的には相当つらいとのことでした。

「暇だけどお金はもらえること」の真の不安

その職場にいる人の中で、ちょっと頭をかすめるのが「何もしなくてもお金はもらえているのでちょっとトクかも」という考え。毎日残業のような状況に抵抗がある人にとっては退屈だけれどもいいところがあるのかもしれませんね。

ただ「暇すぎる」ことについて一番不安に感じなくてはいけないのは将来のことです。

何もしなくてもお金は入ってきていますが、その時間、当然のごとく何のスキルも身についていません。
そんな生活の中で何年も過ごせたとして、突然会社が潰れた、なんてことになったらもう目も当てられません。

一般的に仕事をしていれば自分の担当している業務での知識やノウハウが身に付いていきますが、何もしていないとなるとそれすらなくなります。そして気が付いたら骨抜きになっているということに。

これから仕事はどんどん個人が持っているスキルに依る事になる(スキルを持っている人が生き残る)ので、何のスキルも身に付けていないこの状況は非常に危険だと言えます。

面接でどう伝えるべきなのか?

個人が生き残る時代、というのを考えると「仕事が暇すぎる」というのは全然オススメできず、社会で生き残るスキルを身につけるためにも転職をすべきでしょう。
転職活動をする際に面接などで伝えるべきポイントは以下の通り。

・「暇だから転職したい」「何もやれないので転職したい」とは言わない。
・現状の業務は自分が自主的にやったことを積極的に出す。
・あくまでスキルアップのためにというところや、受けたい会社の展望への共感などを出していく。

このへんは会社によって異なる部分がありますので臨機応変に変更します。
その上で転職活動では「転職に対してビジョンがあり展望も前向きである」といった姿勢は一貫しましょう。

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