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このページの概要は…

  • 飲食業から事務職への未経験転職は可能
  • 飲食業の経験をアピールする
  • 面接でのNGな言い回しは覚えておく

飲食業から事務職に転職したいという人向けの話です。

飲食業はハードワークなので、一度オフィスに腰を据えて仕事をしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

私は飲食退職直前に「ゴリゴリお客さんのところに行く営業はなんだか向いていなさそうだし、事務職のようにデスクワークで落ち着いて社内にいたいな」と思っていました。

そして現在の職場に入って、(厳密には事務ではないのですが)デスクワークの仕事をしています。

今回は、面接をする側に立った際に飲食から事務職を目指す人を見ていて「こうすればもっとスムーズに行くのではないか?」というポイントなどを見つけたのでまとめます。

飲食から未経験で事務職に転職できる?

一言で言えば飲食業から事務職への未経験転職は可能です。

事務職への転職を希望しているということであれば、その意思をぜひ貫いてほしいですが、その前に事務職について簡単に解説します。

事務職と言っても種類は複数

ちなみに「事務職」といってもその幅は非常に広いです。

私の知っている限りでは以下のような職があります。

  • 総務(一般事務)
  • 営業サポートの事務(営業事務)
  • 経理

※「デスクワーク」と広げていくとエンジニアやデザイナーなど様々な職があります(今回は事務職の話なのでこのあたりは割愛します)。

事務職と言うと女性が中心のイメージがありますが、男性も事務職として活躍している人も多いです。
(このあたりの話は「総務職への転職、総務職からの転職」で書いたので気になる人は参考にしてみてください)

ちなみに私は事務職ではなく後述の内勤のIT技術者として未経験採用されました。
ちょっと事務職とは異なるかもしれませんが、当初希望していた内勤です。

資格は取った方がいい?

営業職と異なり、事務職を目指す方で一番気になるのは資格を取ったほうがいいかどうかというところでしょう。

私の感覚値で言うと、事務職の内容にもよりますが資格は飾りのようなもののことが多いです。

どうでもいい資格であれば取っても取らなくてもさして重要視されません。
資格が重要視されるようなものについてはむしろ経験者採用の色合いが強まってきます。
※会社が指定している資格があるのであればその資格は必須です。

また私がIT業界に転職したというのもあると思いますが、PCのスキルは今の時代必須と考えたほうがいいでしょう。
マイクロソフトのOfficeシリーズ(Word/Excel/PowerPoint)は使いこなせておくと無難です。

どうやったら事務職に未経験転職できるのか?

ここからは事務職に未経験で転職する際に飲食の経験をどう活かすのかについてまとめていきます。

仕事の探し方

仕事の探し方はシンプルに転職サイトで「事務職」「未経験」で検索したりすると出てきますし、転職エージェントを使って「未経験で事務職の仕事をしたい」と伝えれば探してもらえます。

いずれのサービスを利用するかは本人次第ではありますが、転職エージェントの方が転職サイトに出回っていない求人があったり(※)、履歴書の添削や面接の練習を行ってもらえるため便利です。(後述します)

参照:転職サイトと転職エージェントの違いは?

基本的なアピールの方法

飲食業で事務が未経験の場合、どのようなことをアピールしていったらいいのでしょうか。

(事務職に限ったことではありませんが)まず基本的な部分として接客で培った元気な部分を態度で示しましょう。

事務職の人は営業職の人と比べるとやはり少しおとなしくなりがち。
そんな中で明るく、笑顔、元気な態度で面接に臨むと第一印象が違います。

さらに店長や、副店長など店舗運営に携わっていた場合、どうやって数字を管理していたのかなどの経験も話せると良いでしょう。

そして一番のメインの部分、自分が何故事務職を目指しているのか、どうして飲食業から事務職を希望しているのかをアピールします。

飲食業から転職する人の中にはどうしても「休みがない」「きちんと帰れる職場がいい」などネガティブな理由から転職をするという人が多いのですが(私もその一人です(笑))、そこは絶対に言わず、事務職を通じてどういったことを目指していきたいのかを準備しましょう。

その会社の何が好き・面白そうなのかを喋れるとなお良いです。

面接に自信がない時には…

もっとも重要なのが「どうして飲食業から事務職を希望しているのか」の部分なのですがもっとも難しいのがこの部分。

自分の中で明確な目標意識があるのであればそれをそのまま伝えれば良いでしょう。
ただ、

  • 「アピールポイントが明確ではない」
  • 「自分の中でこれ!という理由はあるけど客観的に見てどうなのか分からない」

このように「ちょっと自信がない…」という場合には、転職エージェントを使って面接の練習などをしてもらいましょう。

エージェントの方は転職のプロなので事前に相談しておくと本番の面接でもかなりの励みになります。

謙遜したつもりが…NGな言い回し

現職で面接官をしていて気になるのが次のような言い回し。

「未経験ですが御社に入社して、しっかりと勉強させていただきます」

本人は謙遜しているつもりなのでしょうが、この回答はNG。会社は学校ではないからです。

実務レベルのことは会社に入って学ぶというのは仕方がないでしょう。
ただ、最低限自分でできる勉強は準備しておくのが大人としてのマナーというものです。

本人は礼儀正しくしているつもりで大失敗の発言なので、気にしておいてください。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
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